「それをやっちゃあ、おしまいよ」ということがあります。
例えば、漫画の夢オチ。
物語がすべて“夢”なら、ちりばめられたの伏線や謎がどうでもいいものになってしまいますからね。
例えば、主人公が犯人というドラマ。
これまた推理も何もあったもんじゃなくなります。
水谷豊さんの「相棒」も、主人公クラスである相棒刑事が実は犯人…なんてラストにしちゃったので、ファンからバッシングを受けていますしね。
スペインからドイツへ向かった航空機の墜落事件。
フランス検察当局の発表では、副操縦士による意図的な墜落だったらしいです。
ホント、操縦士がそれをやっちゃあ、おしまいでしょ。
操縦士はちゃんと職務を全うする人間である…というのが旅客機の前提ですからね。
でも、完璧じゃないのが人間の人間たるゆえん。
ではどうすればいいのか、というお話です。
ひとつには、人間に任せないという方法があります。
自動操縦のシステムをもっと強化して、人間があきらかに間違った行為をしようとしたら、自動的にコンピューターの操縦に切り替わるようなにしてみるとか。
あるいは管制塔から強制的に航空機の操縦ができるとか。
ただこういった形で航空機を制御してしまうと、そのシステムを悪用する連中も出てくる可能性があります。
管制塔のシステムをハッキングして、思うがままに航空機を操ることもしかねません。
人間を信じるとすれば、コックピットには必ず複数の人間がいるようにするってことでしょう。
実際にアメリカや日本では、どちらかの操縦士が席を離れる場合、客室乗務員さんが代わりにコックピットにいるようにするらしいですしね。
今後、犯人とされている副操縦士の動機について、検察もマスコミも検証していくのでしょう。
でも結局のところ、いくら議論したところで本人しか分からないことです。
いや本人だってよく分からないまま墜落させたのかもしれません。
動機をいくら考えても、結論は出ないもの。
大事なことは動機が何であれ、「このような事件をどう防ぐか」ということです。
防げないものを防ぐための知恵が必要ってことですね。
性善説に立って前提条件を考えるのではなく、「人間はろくでもない」という現実を受け入れて、その対策を練るべきなんでしょうね。
by marutake