人間関係は、分かりあえないからこそ、うまくいく。
ちょっと矛盾するような内容ですが、よくよく考えてみると納得できる考え方ですよね。
ネットでこの言葉(※1)に出会ったとき、これこそが「紛争解決のヒントでは?」なんて思っちゃいました。
実際には、そう簡単にはいかないでしょうが…。
お互いがお互いを分かりあえないものだと認めること。
まずスタートラインをそこにもってくれば、相手に対する期待値も当然下がってきますよね。
相手に対して怒りなどのマイナス感情が湧く原因は、何かを勝手に期待しているから。
あいさつをしたら、あいさつを返すのが当然だと思っているから、あいさつをしない人間にイラッとする。
プレゼントをあげたら、お返しをしてくれるのが当然だと期待するから、何もしてこないと腹がたつ。
こう考えると、怒りの原因は相手にあるのではなく、自分の中にある「身勝手な期待」ですよね。
飼育しているカブトムシに、「なんでいつもエサを与えているのに感謝しないんだ!」なんてイライラする人間はいません。
そりゃそうです。
カブトムシが感謝してくれることを期待してエサを与えているわけではないですから。
逆に「ありがとう」なんて声を発したら、不気味ですしね(笑)。
人は人とは分かりあえない。
分かりあうことは不可能でも、相手を尊重することは可能です。
親であれ兄弟であれ夫であれ妻であれ恋人であれ親友であれ、誰も誰とも分かりあえない。
その事実を認めることができれば、ほんのちょっと生きやすい世の中になると思いますね。
by marutake
※1 岡田斗司夫さんのサイトより引用