【クライアント】
60代 男性 無職
【症状】
首を左にまわすと、左の首や肩が痛い。
【施術内容】
まず今回のクライアントさんから、「首と肩が痛いから、とにかく首・肩をどうにかして」というリクエストをいただきました。。
施術前に、動きと痛みの関係をみるために首を動かしていただきました。
ご本人は普通に首を動かしているつもりでも、かなり無理をしている動かし方でしたね。
いわゆる猫背な姿勢で、頭が体よりもかなり前方に位置していました。
極端に言えば、体から頭が落ちちゃっている感じですね。
このような姿勢をマネしてみるとすぐにわかるのですが、首を左右にまわしたり、後ろに倒す動きが、とても窮屈になります。
無理してやればできなくはないですが、無理をしているので痛みなどが誘発されやすいですね。
今回の場合、痛みの原因は首の上部と下部にあるコリ。
痛みの原因であるコリが発生した原因(=原因の原因)は、腰を支える筋肉(インナーマッスル)でうまく機能していないことだと判断しました。
ご本人が感じている痛み自体は、首のコリをリセットすれば解消されます。
けれど原因の原因が改善されない限り、また同じ症状が出てきてしまうのは、当然の結果だとも言えますね。
症状の原因を解消し、そうならざるを得ない状況を改善する。
状況を改善するのは、クライアント本人にかかっています。
姿勢を支えるインナーマッスルは、鍛えるのではなく使えるようにすることが大切です。
日常の生活習慣の中で使えない状態の筋肉を、いくら非日常的なトレーニング(筋トレ)で肥大化させても、姿勢の改善には寄与してくれません。
「筋肉がないの…」とおっしゃられる方がいますが、姿勢を支えるくらいの筋肉はみなさんもっていますから安心してくださいね。
何度も言いますが、大切なのは筋肉を鍛えることではなく、使えるようにすることです!
by marutake