最近のテレビ番組は、本当に予算がないのでしょうね。
バブル期のような派手な番組は激減しました。
しかし、それは悪い面ばかりではなく、お金はかかっていないが面白い内容の番組も出てくるということ。
てなことで、TBSの「ホンネ日和」です。
今回は私淑している養老孟司さんが出演。
あいらわらずの「○○でしょ」口調が心地いい。
「人の役に立つのが仕事。自分が好きかどうかなんて関係ない」
養老さんの著書にも書かれていることですが、番組の中でも話されていました。
好きなことは、虫取り。
でも、それじゃあ食っていけない。
だから食いっぱぐれのない医者になった、と。
「食いっぱぐれのない仕事だからって、誰でも医者になれるもんじゃないよ…」
なんてツッコミもいれたくなりますが、お母さんが開業医ですからね。
医師という仕事も、ごくごく普通の職業って意識なのかもしれません。
「人の役に立つことが仕事である」
当たり前のようで、最近では軽視されがちなこと。
人間は人間集団の中で生きていますからね。
世間という枠組みの中で折り合いをつけるのが、社会性のある生き物「人間」の宿命。
だからこそ、「人の役に立つ」というのは、偽善の論理ではなく、妥当なロジックなんでしょう。