「バガボンド」って知っていますか?
「スラムダンク」を世に送り出し、現在も「リアル」と「バガボンド」を連載されている天才・井上雄彦さんの代表的作
品です。
まだ連載継続中ですから、「代表的」という表現は早いのかもしれませんが。
むかしむかし、私がまだ週刊少年ジャンプを買っていた頃、「カメレオンジェイル」という作品で初めて井上雄彦という漫画家を知りました。
あの当時の漫画を知っているだけに、今こうして日本を代表する「表現者」になった姿を見ると、
「人生ってやつはわからんものだな」
と感心してしまいますね。
そんなこんなで、私は井上雄彦作品が好き。
現代の漫画の“陽”の代表作が「ワンピース」とするならば、“陰”の代表作が「バガボンド」でしょう。
マンガはあまり読まなくなりましたが、この2つだけは、なにがなんでも最後まで読み続ける作品ですね。
その「バガボンド」の世界を、美術館などの空間で、新たな“マンガ”として表現しているのが「最後のマンガ展」です。
東京(上野)、熊本、大阪ときて、ラストの仙台。
札幌に来てくれればよかったのですが、そうもいかないので仙台まで行ってきました。
たまたま会場である「せんだいメディアテーク」のエレベーターで、関西弁が聞こえてきた。
「関西から見に来られたのですか?」と聞いてみると、
「出身は関西なんですけど、今は長野に住んでます」とのこと。
北海道から来ている私が言うのもなんだが、みんな好きだねえ(笑)。
作品については、撮影禁止なので、あえてコメントしない。
ただ言えることは、「行って損はない」ということ。
「最後のマンガ展 上野版」の写真集が売っていましたが、中身を見てビックリ。
やはりだいぶ仙台版とは違っていました。
もちろん、最終重版である仙台版のほうが良かったですね。
特に、少年時代の宮本武蔵が母親に後ろから抱かれている一枚。
武蔵の仕草、表情・・・。
井上雄彦さんはやはり天才ですね。
作品自体もバカデカイものが多かった。
同じ絵でも、大きさが違うだけで、訴えてくる力が全く違う。
巨大な作品を描こうとすれば、それだけのエネルギーが必要だからなんでしょう。
また行きたい。
でも、仕事も休んでばかりいられないし…。
「また行きたい」と思えること自体が、幸せなんでしょうね。

