先日来られたクライアントさんの声。
「肩こりがひどいので、自分でストレッチなどをするようにしたのだが、よくなっている気がしない。運動に向いてない体質なのかな・・・」
体操やストレッチをしても、肩こり・腰痛が改善された実感が持てない人が多い。
実感が持てないから、モチベーションが下がる。
モチベーションが下がれば、ストレッチや体操も続かなくなる。
再び体を動かさなくなるから、また同じように肩こり・腰痛が発生する。
まさに,、悪循環。
このクライアントさんの場合、けっして効果がなかったわけではない。
むしろ以前より筋肉の状態はマシになっていた。
では、なぜ実感として改善されたように感じないのか?
それは「感覚」が正常化してきているからです。
慢性化すればするほど、コリに対する感覚は鈍くなります。
筋肉がカチカチになっていても、それを正確に感じることができなければ、自覚症状(つらさ)はあまりない。
どんなに悪い状態でも、それを測るモノサシ(感覚)が正確でなければ、「異常」かどうか判断できなくなってしまう。
体操やストレッチなど、体を動かすようにすると、筋肉や関節の状態が改善する以上に、感覚が改善する。
そう、悪い状態が認識できる体に変化するわけだ。
だからこそ、体を動かしたほうが肩こり・腰痛のつらさが増す場合もある。
けっして、運動が向いていないってことではない。
鈍化していた感覚が、元に戻ろうとしているってこと。
何の心配もない。
だいたい、運動が向いていない人間なんて存在しない。
動くからこそ、動物。
動くことで正常化するようにプログラムされている。
中には運動の方法論が著しく間違っている人もいる。
そういった場合、確かに運動によって状態が悪化することもあるだろう。
でも、その辺のところって自分では判断しづらい。
自分の体ほど、時間的変化についてはよく分からない。
そんなときに、整体を利用するのも、ひとつの手。
定期的に利用していれば、現在の状況が良い方向に向かっているのか否か、客観的に判断できますからね。
CTやMRIだけが、客観的判断とは思いません。
もちろん、病院の検査も大事なんですが・・・。