日本の医療は、確かに最先端かもしれない。
世界的に見れば、これほど高度な設備のそろっている病院が多い国はないらしい。
例えば、CTの数(人口100万人当たり)
日本 93台
アメリカ 32台
フィンランド 15台
イギリス 8台
例えば、MRIの数(人口100万人当たり)
日本 40台
アメリカ 27台
フィンランド 15台
イギリス 5台
国によって医療制度に違いがある。
だからこそ単純に比較はできないが、それにしたって日本が突出していることには変わりはない。
アメリカの2、3倍。
イギリスの10倍ほど、CTやMRIを保有していいる国、日本。
では、イギリスは日本の10分の1の医療でしかないのか?
もちろん、そんなことはないだろう。
些細なことでも、検査、検査が日本のスタイル。
それほど大きくない病院でも、CTを持っていたりする。
そうすると設備にお金をかけた分、回収しないと経営が成り立たないだろう。
患者のための検査なのか?
病院経営を安定化させるための検査なのか?
「とりあえず、検査しておきましょう」
病院でよく聞く言葉。
医師としての良心から検査を行っているのか?
病院からのノルマで検査を繰り返すのか?
患者も、悪い。
とにかく最新設備のそろった病院を信用する。
でも、医師の腕って設備の豪華さでは測れないもの。
患者が意識を高くもち医師と接しないからこそ、だんだんと主従関係が強固になる。
病気を治すのは、患者自身以外にはありえない。
医師はちょっと手伝うだけの仕事。
その基本を忘れなければ、もっともっと医療費は少なくて済むだろうに。