「四次元整体」ってなんじゃい?
言葉だけを聞くと、かなりうさん臭い。
これは私が勝手に作った造語であり、そういう整体論があるってことではないです。
(もしあったら、ごめんなさい)
人間のからだは、当たり前だが三次元の物体である。
その三次元のからだに対して、一次元(点)で施術するが、指圧。
二次元(線)で施術するのが、マッサージ。
三次元(面)で施術するのが、整体。
もちろん、これは私見ですが。
でも、より人間の身体というものを正確にとらえようとするなら、時間という概念も施術に含まないといけないのだろう。
つまり、四次元(面と時間)で施術する方法論が必要になるわけだ。
昨日の私と今日の私は別人である。
少なくとも、細胞レベルでは。
人間の時間的変化も考慮に入れつつ、今できる最適の施術をする。
言葉にすれば簡単だが、不確定な時間的変化(未来)を考慮するってのも難しい話ではある。
しかし、長期的変化は予想できないが、短期的変化に対応した施術は可能である。
施術している間にも、からだは徐々に変化する。
その変化をしっかりと感じとり、施術にフィールドバックしていくこと。
ちからの加減、角度、深さ、範囲を身体の変化に合わせて調整し続けること。
これが今できる最適の施術、つまり「四次元的整体法」と言えるのかもしれない。
目的地は変わらないが、道順はその時の状況に合わせて臨機応変に対応すること。
「山頂に行くことが目的なんだから、どのルートで登ってもいいじゃん!」といったところ。
仏教で言う「方便」に近いかな。
四次元で整体を考えると、一回一回の施術が「ライブ」になる。
決まったことを繰り返すのではなく、お客さんの反応に応じて盛り上げ方を変えるミュージシャンのように。
そう考えると整体の仕事って、とってもスリリングなんですよね。