外でランチしていると、隣の席から話し声。
個人タクシーの運転手さんと、お店の常連さんとの会話。
なかなか興味深く、聞き入ってしまいました。
「最近じゃ、プリウスでタクシーの営業をしている奴もいるけど、やっぱりコンフォートがいいと思うよ」
確かに個人タクシーでは、プリウスで走っている人もいる。
燃費もいいし、なぜダメなのか?と思っていたら、その解説もちゃんとしていました。
まず、プリウスに使われているバッテリーの寿命が、タクシーの使用には耐えられないということ。
その運ちゃんは、すでに40万キロ乗っているそうです。
60万キロは乗りたいな…、と言っていました。
地球一周は4万キロなので、地球をグルグル15周まわるくらいの距離。
なんかそう考えると、とんでもないですね(笑)。
で、問題のプリウスはメーカーとしては10万キロは保証しているそうです。
反対にいえば、10万キロ以上走行した場合は、バッテリーを交換しなきゃならないってことかも。
普通の自動車のバッテリーとは違うので、かなり料金がかかりそうですね。
ただ、プリウスは世の中に出てきてからの日が浅い。
つまり、欠点がまだ把握しきれていない状態。
トヨタのコンフォートなら、オリジナルの車というより、それまでトヨタが作ってきた実績のある車の寄せ集めのような存在だから、耐久性が計算できる。
プリウスはバッテリー以外でも、はたしてどれだけもつものなのか、計算できない。
私が個人タクシーの運転手なら、やはり使用年数が長い車種にしたくなるだろう。
とはいうものの、トヨタのコンフォートや日産のクルーは、つまらない。
ある意味、機能に特化した「美しさ」はある。
速さだけを求めるフェラーリと同じ、潔さという「美しさ」はある。
でも、遊び心はない。
もちろん、タクシー専用車なのでそんなものはいらないのだが、やはり退屈を感じてしまう。
そのタクシーの運転手さんは、プリウスを完全否定していた(もち、タクシー用としてです)。
でも、タクシーも個性の時代になるのかもしれない。
どのタクシーに乗っても同じ時代から、なんだか乗っているだけでワクワク・ウキウキする時代へ。
もしかしたらタクシー業界も、そんな風に変わるのかもしれませんね。