状態だけをいえば、「生きている」ってことと、「死んでいない」ということは、同じである。
でも、性質は、全く異なる。
「生きている」とは、その人の持てる力を最大限発揮している状態。
「死んでいない」とは、その人が生きていける最小限の力でいる状態。
整体師をしていて感じることは、「死んでいない」人が多いな・・・ということ。
生きてはいるのだが、最小限のエネルギーで生きようとしている人が、本当に多い。
もちろん、整体を受けに来る人だから、よりその傾向が強いってことはあるだろうが・・・。
私は、人がどう生きようがその本人の問題であり、価値観・人生観は、自己責任でかまわないと思っている。
しかし、「死んでいない」状態の人は、いつも不平・不満顔。
そう、人間として、魅力に欠けた顔をしている。
すべての人が、美人・美男子であるなんてことはない。
バカがいるから、賢人がいる。
ブスがいるから、美人がいる。
要するに、比較の問題だから、どちらか一方だけということはない。
けれど、美人な顔にはなれなくても、魅力ある顔にはなれる。
魅力は、他人との比較から生まれるものではなく、内面からにじみ出てくるものだから。
魅力ある人は、「生きている」状態の人。
「死んでいない」状態の人には、魅力はない。
人生は一度きり。
どう生きたって、いずれ必ず死にます。
それだけは、平等。
だからこそ、魅力ある状態で生きた方がいいんじゃないかな。
となれば、「生きている」と思える生き方をしなければならない。
整体で例えれば、「ただ痛みさえなければいい」という考え方は、「死んでいない」と同じ。
神経を麻痺させれば、「痛くない」状態は作れます。
でも、それが本当にいいことなのか?
痛みの意味を考え、それをコントロールすることこそ、「生きている」ということではないのだろうか?
お店に来るクライアントでも、「ただ痛みさえとってくれればいい」という人もいます。
その気持ちは、よく分かりますが、痛みを感じないことが最終目的地ではないはず。
極端な話、死んでしまえば、痛みも何もないのですから。
その人が持てる力を最大限発揮しようとする生き方。
それが「生きている」ということであり、魅力ある人間だと思います。
そのお手伝いをするために、リセット整体は存在する。
「死んでいない」状態を維持するためでないということです。