10月31日は、ハロウィンである。
しかし、どれほどの日本人が、この習慣に関心があるのだろう。
何でもかんでも受け入れる、という世界的にも稀な性格の日本人。
クリスマスで盛り上がった数日後、神社に初詣に行っても、何の不思議も感じない国民性。
諸外国から見れば、宗教的に無茶苦茶な国でしょう。
でも、その「八百万の神」的な感性は、日本人のいいところだと思っています。
でも、この「ハロウィン」だけは、いまいち浸透していない。
商売としては、がんばっている。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオなんかでは、イベントに力も入るでしょう。
ロフトやハンズでも、関連商品の販売に力を入れているのは分かる。
でも、やはり日本には不必要という雰囲気が強い。
そもそもハロウィン自体が、キリスト教の行事ってことでもない。
キリスト教を信仰している国でも、「ハロウィンって、なに?」という地域の多い。
そうであるならば、日本に定着しないのは、当然とも言える。
では、なぜハロウィンを盛り上げようとするのか?
経済効果を狙ってということであろうが、その根底には、アメリカへの憧れがあると思う。
ひとこと言わせていただきます。
もう、アメリカを手本にするのは、やめませんか、ってね。
アメリカは確かに魅力のある国です。
その文化も、20世紀の歴史的象徴なのかもしれない。
でも、もう古い。
少なくとも、日本が目指すべき方向性ではない。
アメリカに憧れても、これからはダメなんです。
だって、環境があまりに違うのですから。
日本は日本としての、オリジナルの方向性を構築しなければならない。
これは、日本人ひとりひとりの価値観にも、同じことが言える。
各々が確固たる方向性・価値観を作り上げる努力をすること。
与えられた価値観に「さよなら」を言わなければ、いつまでたっても「子供な国民」のままである。
アメリカが間違っているということではなく、日本は日本だという、現実を見据えることが大切。
私は私であり、あなたはあなた。
その自覚がなければ、真の国際的感覚なんて、育っていかないものですから。