知人の親友が、結婚の望まない女性である。
時々、知人を介して、その人の話は聞いていたが、かたくなに結婚を拒んでいる様子。
お付き合いする男性の条件が、「結婚したがらない人」。
子供はいらない。
家庭も欲しくない。
そんな彼女が、最近変化してきたらしい。
結婚してもいいかな・・・と。
理由が、すごく現実的。
今の給料で定年まで働いても、老後が厳しい。
だったら、結婚するしかないんじゃないかって。
夢も希望もない話ですが、これが真実だとも思う。
つまり、一人で生きていけないから結婚する。
貧しい国の人が、何でそんなに子供を作るのかといえば、労働力が欲しいから。
愛だの恋だのなんて甘い話ではなく、
生きていく手段として、結婚や出産をとらえている。
日本の少子化問題の解決策があるとするならば、
もっと景気が悪くなればいいとも言える。
到底、一人では生きていけない経済状態になったら、
ううだすうだ言わず結婚するでしょう。
子供ひとり育てるのに、どれだけお金がかかるなんて心配より、
どんどん生んで、働き手になってもらうっていう発想になるんじゃないだろうか。
少し前の日本だって、そんな感じだった。
ここ50年くらいで、価値観はかなり変化したが、
子供は元々親の手伝いをするために存在したといっても過言ではない。
子供の権利だのなんだのなんて、人間の歴史からすればここ最近の発想に過ぎない。
暮らしが貧しいから、子供が欲しくないんじゃないだろう。
一人でも生きてゆけるくらい日本が豊かになったから、
子供を生まなくなっただけ。
貧しいことは、“いいこと”なのかもしれない。