8/1(木) 第3回オキシトシンカンタービレ ~メインとなるピアノについて~
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『オキシトシンカンタービレ』とは、
このイベントを通して地元川越町を音楽の力でオキシトシンの分泌を促し、
皆で元気になろう、と言う思いから始まりました。
今回のテーマは
「伊勢湾台風から60年の鎮魂と愛のピアノを未来へ繋ぐ」です。
オキシトシンとは、最近、脳内ホルモンとして注目されているホルモンです。
人が愛情を感じることで分泌が促され心が安らぎ健康になれる。
また、オキシトシンホルモンは、優れた芸術に触れること、音楽を聴くことでも分泌が促進されます。
オキシトシンホルモンの研究者として世界的に第一人者である高橋徳先生との出会いから、オキシトシンCD「Universe of Mother 」が誕生しました。
このイベントも高橋徳先生との協働企画です。そして、川越町と教育委員会の後援を得ています。
2019年2月22日川越町あいあいホールからスタートした「オキシトシンカンタービレ」は、
2回目の名古屋を経て、第3回8月1日は地元の小中学生との交流を主とした企画にしたいと準備してきました。
今年は伊勢湾台風60年の節目であることに気が付いたことで、鎮魂をメインテーマに加えて準備を進めてまいりました。
出身中学のブラスバンド部と共演したいと思い、川越中学校を訪問し金山校長先生とお会いした際、
2016年中学2年生の生徒4人が伊勢湾台風後に寄贈されたピアノについて夏休みに調査研究した資料、
そして新聞(中日、朝日新聞)に掲載された記事を見せて頂きました。
ピアノは愛のピアノと呼ばれており60年前伊勢湾台風の直後、
親日家でもあるシャーリーマクレーンさんとプロデューサーであった故スティーブパーカーさん二人等が、
(ラスベガスでの興行から)朝日新聞厚生文化事業団に寄付金を預け、
台風被害の3ヶ月後にはYAMAHAアップライトピアノ47台が、東海3県(愛知、岐阜、三重県)の小中学校に贈呈された一台である、という内容でした。
その事実に驚き、直ぐにピアノを見せていただき、弾く機会を得ることができました。
当時から続いている校内クラス対抗合唱コンクールの練習などで使用し、現在もきちんと調律され活用されています。
また、吹奏楽部の先生方による情熱的指導で部員数は50人を超え、いまや、全国大会を目指して大きく飛躍してきている段階であり、まさに、音楽の力は更に増してきている様子です。
シャーリーマクレーンさんと故スティーブパーカーさんお二人に今年伊勢湾台風から60年の節目に、
あれから時を超え、いま、もう一度、ピアノを贈ってくださったことに対して感謝の意をお伝えすると共に、
伊湾台風直後に朝日新聞厚生文化事業団を通じて東海3県(愛知岐阜三重県)になぜピアノが贈られたのか、その時の、真意に辿りつき皆で共有出来たらと思います。
この出会いから、第3回オキシトシンカンタービレでは愛のピアノをステージに運び出し、川越中学校吹奏楽部とそのピアノで共演します。
演奏する曲は全国大会を目指して練習している自由曲、グロッフィーの「ミシシッピー」水の神のメロディーから始まる曲なのです。
彼らの演奏をぜひその日シャーリーマクレーンさん、そして、故スティーブパーカーさんに聴いていただきたいと心から願っています。
この流れの中でわかったことですが、広島の臨済宗妙心寺派西光禅寺壇上和尚とシャーリーマックレーンさんの実兄は、以前より親交があり、7月8日サンタバーバラでお逢する予定となっていたのです。
川越中学校の金山校長先生からシャーリーマクレーンさん宛の手紙、こちらからはシャーリーマクレーンさんとお兄さん宛の手紙、そしてCD(シャーリーマクレーンさんをイメージして自宅で演奏したインプロヴィソウルセッション)を檀上和尚に託します。
当時、その愛のピアノにより被災した方々の多くが、どれだけ救われたことでしょう。
亡くなられた方の御霊と、今、生きている人との思いが一つになれるのではないか、そして、この機会にまだ確認されてない残り35台のピアノについて、皆さんから協力していただける機会にしたい。
その後、愛のピアノを一台ずつ弾かせていただきたいと思っています。
今後、この事を後世に繋いでいくことの大切さを学校が夏休み期間中の8月1日川越町あいあいホールで開催するオキシトシンカンタービレで皆様にお伝えしたいと思います。
そして、これは個人的な思いですがぼくが独自の方法でやっている対個人の音楽療法「インプロヴィソウルセッション」を直接シャーリーマクレーンさんに受けて頂きたいと思っております。
(※受ける方とハートチャクラを合わせ、宇宙から世界で唯一の存在であるその人の魂のメロディーをシーター波の脳波で即興演奏しています。終わった時になぜか自然と涙が流れます。潜在意識を開き、本来の自分自身の心をキャッチできる音楽によるヒーリング個人セッション)
プログラム内容は鎮魂の黙祷からスタートし、会場ではボランティアで協力下さるシンギングリン奏者が加わり、高橋徳先生のオキシトシンと祈りではクリスタルボウルの演奏が入ります。
広島から、今年4月、国連で平和の祈りを開催した広島西光禅寺臨済宗妙心寺派檀上宗謙和尚を迎え、世界平和についてのお話しの後、般若心経をピアノで即興演奏し、それに檀上和尚が般若心経を唱えます。
そしてインプロヴィソウルセッションを檀上和尚にさせて頂きます。