こんにちは、抽象画描きのまるすけです
たまには自分の話でもしようかと思います、こどもの頃の話
絵の話ではないので、興味のない方はスルーでお願いします
というのも、ちょうどこの前知人と話していた時に、「いちばん古い自分の記憶って何?」って話になったんですよね
それで、もうめちゃくちゃはっきり覚えているのがあって!
3歳か4歳の幼稚園の年少さんの時の記憶で、両親がなんとも言えない顔をしながらわたしに「幼稚園、行かないの?」って優しく促している場面なんです
で、わたしは頑なに「行かない」の一点張りでムッとしているっていう…、なんていうか、不登校って言葉が世間に馴染む前から、もうバリバリの不登校(不登園?)だったんですよね
今となっては3歳とか4歳のわたしは何が嫌だったのかは思い出せないですけど、でも、たぶん、幼稚園児に擬態出来なかったんだろうなって思います
擬態って言い方でいいのかって感じですけど、でもそれがいちばんしっくりくる言い方な気もして
幼稚園に限らず、結局小学校に上がっても中学校に上がっても高校に上がっても、学校という場所に違和感があって、ずっと嫌いだったので、合ってはなかったんだろうなって
大きく集められて一括りにされてそこに居なきゃいけない、というのがなんかどうしても苦手で、授業も嫌いじゃないし、友達が嫌とかでもなくて、ただただ学校という組織が本当に嫌で、ずっとお腹痛くて、よく通ってたなと思うくらいなんですけど、幼稚園の時はそれが留めておけなかったんだろうなって
毎朝大人が歩いて5分くらいの幼稚園に、制服を着ないで私服で母親と向かって、幼稚園の門のところまで行くと担任の先生が来てくれて、「今日もよく来たね」って言って、連絡帳に出席のスタンプを押してくれるですよね、それで出席ってことにしてくれて、先生は話しかけてくれるけどわたしはずっと黙ってて、母親と先生の話が終わるの待って、で、門まで来てるのにそのままUターンして母親と一緒に家に帰るっていう不登園生活をしてました(よく許されてたな…)
あと一歩入っちゃえば幼稚園だけどね!?みたいな
あの担任の先生、ほんとよく根気強く付き合ってくれてたな!?って今ならわかる…!!!(本当にありがとう、先生)
でも、当時のわたしはそれが精一杯どころか、それすらも嫌だったんだよなあ…もうこればっかりはしょうがないよなって…
そのうち門の前までじゃなくて、通うようにはなるんですけど、行けたは行けたで、全然自分のことを自己申告できないこどもで、なんかビクビクしてたのは覚えてます
怪我をしたら職員室に行って怪我しましたって言って消毒してもらうなり、絆創膏貼ってもらうなりしないといけなかったんですけど、膝を擦りむいた時に言いにいけなくて
バレないように隠してたけど、先生に見つかって言いに行きなさいって言ったでしょ?って怒られて、余計泣きそうになるけどそれすら隠したいって思って我慢していたような、そんな感じでした
文字に起こしたら全然楽しくなさそうだから笑、やっぱりよく行ってたな〜って感じです
一言で言ってしまうなら、かな〜り繊細な子だったんでしょうな、繊細だから絵を描き始めたんだろうし、だから絵も描けているところがあるので、別に良いも悪いもないっていうか
そのうちにだんだんと擬態も上手くなって、学校には通えてたけど、でも行きたくないとはずっと思ってて、腹痛で欠席早退をよくするこどもだったんですけど(なんなら出席数がやばい年もあった)、高校卒業してしばらく経ったときにその腹痛がおさまったのに気づいた時は、あっまじでストレスだったんだな…!?!?って思いました
あんなに何度病院行っても、異常なし、原因わからんって言われてたのに(体の不調はまじでサインなので無視しちゃダメなのよな)
あとは、いい子にしてみんなに紛れていなくちゃいけない、みたいな気持ちもあって、目立ちたくないから普通にしてないと、普通になりたいって思ってました
今ならめちゃくちゃ矛盾しているのがわかる…!!!!!
「普通になりたい」って、なりたいと思っている時点でちがうのよな、わたし日本人だけど日本人になりたいって一度も思ったことないもんな、だってもう日本人だから…!
何をもって普通かはわからないけれど、おそらく今よりもみんな一緒、を求められていた時代にはちょっと合わない子だったんだろうなと思います
でもこの陰?の部分?、馴染めてなかったところがないと、絵を描こうとはやっぱりならんと思うんですよねえ〜〜〜〜これはまじめに
外で活発に動いて、学校大好きで、集団生活に違和感を覚えずに、自分って普通じゃないのかもって一度も思わないわたしが絵を描くとは思えないし、それはもはやわたしでもないし笑笑
そこと絵が切り離せなくて、絵とわたしも切り離せないので、まあこういう道のりだよなって感じがします
だからこそ抽象画に行き着いたのかなとも思いますし、そうなると人生全部が作品に投影できちゃうから絵を描ける人生でむしろラッキーだなと思っているので、わたしにはいらないことは何ひとつなかったんだろうなとも思っています
学校時代には二度と戻りたくないけどな!!
(なんなら高校でもう一回不登校やってるから、不登校でもなんとかはなるよとは思っている)
というわけで、人生でいちばん古い記憶からの子ども時代の話でした
絵描きがみんなこうってわけじゃないよ!、とだけは最後に付け足しときますね、なんならわたしだけかもしれん
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