こんにちは、抽象画描きのまるすけです

今回は制作ってどれくらいかかるものなの?というお話し宇宙人くん



結論から書くとぶっちゃけ作品次第ですが、キャンバス画だとだいたいひと作品2〜3ヶ月かけて作ります!キラキラ



アクリル絵の具は本来すぐ乾く、そして上から描けば下のものが見えないから何度でも描き直せるところが持ち味だと思うのですが、わたしはこのアクリル絵の具を油絵のように描くのが好きなので時間がかかります

どういうことかというと、何度も重ねて塗ってそれも濃く塗ったり水で薄めて下を透けさせるように塗ったりと、厚みと深さを出そうとしているので重ねていく分、作業時間が増えていきます

この時間が至福なのでどれだけ長くなっても個人的には全然いいのですが笑、作品として完成させようと気持ちもちゃんとあるので、だいたい2〜3ヶ月かけて仕上げます

思ったよりも早く出来る時ももちろんありますし、気づいたら1年以上かかっていたという時もあったりします


それから作業時間の他に、構想を練っている時間と、構想を実現させるために必要な画材道具を買い足しに行く時間なんかもあるので、ひと作品に費やす時間自体はもう少し長いです



前回紹介した「初夏」という作品だと、構想と買い出し含めて1週間くらいで作り始めました


(前回の記事はこちら↑)


構想1週間は正直早い方です…凝視(えっ)



最初にこんなの描きたいな〜と思いついた時から始まって、そこからどんな風に仕上げたいかを考えます


全体像を想像します、しきります


どんな絵に仕上がるのか自分の中で想像しきったところからようやく描き始めます


細部まで決めておかないと気持ちが乗らずに描き出せないのと、描いている途中で何を表現したかったんだったっけと迷子になることがあるので、完成図が想像できるまでずっとあーでもないこーでもないとひとり想像しています


完成図を作りながら、それに必要な色味や画材道具も一緒に考えます


この色味出したいからこの絵の具買ってこよう〜とか、表現したいのに合うキャンバスの大きさこれくらいかな〜とか、そういうのも決めていきます


これらを全部、頭の中だけでやります!電球



下書きを描いてもいいのですが、下書きを作るとどうしてもそれ通りに描こうとしてしまって、描き進めた時に気づく「こっちのほうが再現したい表現に近い」というアイデアなんかを取りこぼしてしまいそうになるので、下書きはしない派です


そのかわり鮮明に思い出せるくらい何回も何回も頭の中で描いて、いつでも描き出せるようにしておきます


それだけ毎日頭の中で練ってるとやりたいことも忘れることなく描き始めることができます


そうして本当に描いていくうちに、頭の中の想像図よりも実際の作品の方が凌駕していいものに仕上がっていく瞬間も好きなので、頭の中で構想するのがわたし的には良きです


実際に作業している時間だけが作品づくりではないところが面白いところかなと思います



それだけ毎日思って作るので、作品ひとつひとつが我が子のように可愛くてしょうがなくなりますニコニコハート


どれだけかかっても結局は楽しいのです



以上、制作期間ってどれくらいかかるの?というお話しでした!