本日は世田谷生まれ世田谷育ちの大根、
大蔵大根をご紹介します
根の上部から先まで太さが変わらない円筒形で、
肉付きが良く真っ白なのが特徴です
水分が少なくて煮崩れしにくく、甘みが強いので、
煮物やおでんにするととてもおいしいらしいです
歴史は古く、江戸時代に豊多摩郡(現在の杉並区あたり)の
源内という農夫が作った『源内つまり大根』が原種で、それが
世田谷区大蔵に伝わり、大蔵大根となったとされています
昭和40年代まで世田谷で盛んに栽培されていましたが、
病気に強く、育てやすい青首大根の普及とともに
少しずつ姿を消していきました
平成2年に『地元ゆかりの野菜を作ろう!』という動きにより復活し、今では江戸東京野菜に認定されています。
横浜ではなかなか見かけることがないのですが…
機会があればぜひ食べてみたい野菜のひとつです