おはようございます。
本日は道徳授業実践を一つ紹介。
「朝がくると」【感謝】(光村図書出版4年)
という教材です。内容項目は「感謝」に設定されていますが「勤労」とも深くかかわる教材となっています。
★教材についてはこちらより(文部科学省)
普段の生活は、たくさんの人に支えられている。
それに向けて感謝の思いを持ってほしい。
そして、その思いから、社会で活躍したいという思いも同時に芽生えさせてくれたら…。
そんなことをねらいに設定してみました。
まどみちおさんがつくられた詩を
今回は次のように授業を考えてみました。
導入発問①:○○でがんばりたいことは何ですか?
※行事などが近ければ、それを○○に入れるとよいでしょう。「運動会」「卒業式」などなど…
もし、行事なんて近くないよ…
という場合は、次の発問もOKです。
導入発問②:「朝がくると」という詩を通して考えます。「朝がくると~~」の後にどんな言葉が続きそうですか?
詩の題名を活用して、本時の学習内容に迫っていきます。
そして、詩の範読へと進みます。
まどみちおさんがつくったリズムのある詩ですので、
音読するのもありでしょう。
範読後、次の発問を出します。
基本発問:この詩を読んでどんなことを感じましたか?気付いたこと、考えたこと、不思議に思ったことなど…。何でもいいですよ。
子どもたちは、例えば、次のようなことを言うでしょう。
・「ぼくが作ったのではない」という言葉は当たり前のことなんだなぁとおもった
・おとなになったらぼくだって何かを作る、というのがいいなぁと思った。未来への問いかけになっている
・「ぼくがつくったのではない」というのは受け身で、「おとなになったならぼくだって何かを作る」というは与えている側だなぁと思う。
・「ぼくが作ったのではない」とはいうけれど、自分が作っている部分もある。例えば、ノートであれば、ノート自身は作っているけれど、ノートの中身自身は自分たちでつくっている。
子どもたちの意見を引き出すことで、
本時のねらいに迫っていくことができます。
充分に子どもたちの意見を聞いてから
次の発問を提示します。
中心発問:「朝がくると」に込められた思いとは、何なのでしょうか?
・同じことの繰り返しになっている。人に頼るということ、お世話になっているという思いが込められている。
・朝がくると何かをしなければいけないよということ
・いろいろな努力をしている人がいるということ
中心発問を通じて、本時のねらいに迫ります。
そして、終末発問。
終末発問:みなさんは、おとなになったら「作る」ということに、どんな思いを込めたいですか。
教材を通して「感謝」に迫っていき、終末発問では自分の未来に向けて考えます。教材の「感謝」を含んで思考してくれることを期待します。
例えば、次のような意見を出すでしょう。
・誰が作ったかはみんな知らないと思うけど、ていねいに作り、この物を作るにも色々なものが犠牲を生んで作っているという気持ちで作っていきたいです。
・自分が作った物が世界のたくさんの人に使ってもらえる、と思ってがんばって作りたいです。理由は、たった一人の自分が作ったのが、いろんな人に使ってもらえるのがうれしいからです。
以上です。
何かの参考になればうれしいです♪
ーーーーーーーーーーーーーーーー
3月19日(日)
ミライティーチャー講座
【新年度こそ、対話の力で、最高のチーム作りをスタートしよう】岩渕 佳宏 先生 編
@たかつガーデン
会場参加 定員20名
オンライン参加 定員20名
https://peatix.com/event/3465857/view
8月5日(日)全日 年に1度の大イベント!!
夏の道徳フェスティバル
@エル大阪
山田貞二/白木みどり/西野真由美
※申込準備中
☆★☆★☆★
毎週金曜日は森直也先生とFacebookliveでドウトーーク!!21時30分~22時
視聴は丸岡FBページより
https://www.facebook.com/profile.php?id=100001768240803
☆NEW!!★
第4回銅像MISTERYツアーIn京都
”博物館の裏側を見に行こう!!”
京都の銅像にも出会える!?
令和5年6月17日(土)