WEB版道徳通信№16<高校球児からみる思いやりの心> | まるしん先生の教育&実践研究ふんとう記

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#学級経営#子どもが学ぶ授業学級(銅像教育)#はじめての先生#道徳 #道徳授業 #道徳教育 について日々実践&研究中です。単著・編著20冊、日本道徳教育学会会員、日本道徳教育方法学会員、関西道徳教育研修会 代表

こんばんは。

大阪市立公立小学校教員の丸岡です。

 
脳科学・coachingをこれまでの教育実践にブレンドし、新たな教育・授業を開発したり、道徳×NLP(実践心理学)という今までにない道徳授業開発にも挑戦したりしています。
 

令和2年度からは「WEB版道徳通信」というものを発行しています。


ここ2年、校内で「道徳通信」を100号以上ずつ発行していましたが、令和2年度はblogで挑戦してみようと思っています。

 

 

前記事では、「WEB版道徳通信№15<中心発問や終末発問で二項対立発問は有効か!?>」というテーマでした。道徳授業での「二項対立の発問は、中心発問や終末発問でも使えるのか?というお話でした。

 

 

さて、全国で新型コロナウイルスの拡大防止による休校が相次いでいます。私の勤める大阪市も同じような状況です。今は、自粛をとにかく続ける時期です。とにかく家で過ごすように努めています。

 

 

しかし、いつか必ず学校は再開します。その時には、これまで私たちが体験したことのないことが求められるでしょう。だれもわからない正解の答え合わせが求められることになりそうです。

 

 

その時に、教師として出来ることをするために、今こそ、バージョンアップすべき時と思っています。

 

 

学校が再開した時に、子どもたちの心を豊かにする道徳授業シリーズを本号よりお届けします。学校再開の際には、ぜひご活用ください。

 

 

※愛知教育大学の鈴木健二教授の提唱する「小さな道徳」に基づいて作成しています。10分ほどで実践できる道徳のネタです。

 

 

WEB版道徳通信№16<高校球児からみる思いやりの心>

 

ねらい
 どんな状況でも思いやりの心と行為が大切なことに気が付かせ、そのような行為を取ろうとする意識を高める。


■ 授業の流れ

 投手がマウンドで話している様子の写真を出し次の発問を提示する。

 


 

 

 発問①:だれと話しているのでしょう。
 

 子どもたちからは「味方」「キャッチャー」などと出る。


 そして、次の写真を提示し、発問する。

 


 

 発問②:何をしているのでしょう。
 

 子どもたちからは「握手?」などと出るが、予想もできない。
 

 そこで、この時の実際の動画を流す。

 

 

 

 

 
 動画視聴後、次の資料を提示し、真剣勝負の場面で、敵味方・そして審判までもが関係なく笑顔になっていることを伝える。


 子どもたちからは、「敵なのにすごい」「真剣勝負の場面でこんなことができるなんてすごい」という反応が出る。


 最後に次の発問を出す。


 発問③:どんな人にも思いやりをもって行動することができていますか。


 1~4の中で選ばせる。(1:できていない 2:少しできていない 3:少しできている 4:よくできている)


 そして、


 「相手にも水を送ってあげられるような思いやりをみたら先生に教えてくださいね。」


と言って授業をおえる。

 

 

以上が授業の流れです。

 

授業で使用できるパワーポイントデータは以下のリンクよりダウンロードすることができます。

https://d.kuku.lu/40d2e5cbcb

 

ぜひ、教室の子どもたちのためにご活用ください。

 

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