maruseは、写真に写るのが大嫌いですが、撮るのは大好きです。
ちょいと前までは、舞台の稽古場や公開舞台稽古の写真を撮らせていただいてました。
愛用していたカメラは、父親が昔、友人から頂いた(らしい)もので、もちろんフィルムです。
巻き上げも手動で、撮り終わったら取っ手をぐるぐる回しても戻さにゃなならん!
もちろんズームはありません。ピントも自分で合わせます。
舞台の、アップとワイドの両方を撮りたい時は、レンズを付け替えるんです、ハヤワザで!
つなぎ目の金具を傷めたら使えなくなるので、慎重に、でも、手早く!
結構不便な上に、シャッター押したら
ガシャ!!!
って、すんごいデカイ音がする!
これって、舞台撮影にはあまり宜しくないのだけど…。
ちょっとの間だけ、別のカメラを使ってた時期がありました。
実は上の写真(現在maruseん家にあるカメラ)の、ボディーは父親のカメラではありません。
撮影中に、フィルムの巻上げレバーが壊れてしまい、修理に出したけど、
あまりにも骨董品過ぎて…交換部品が無い… (´_`。)
んで、仕方なく、借り物のカメラで舞台写真を撮ることになりました。
新しいカメラは、もちろんフィルム自動巻上げだし、オートフォーカスです。
ズーム機能も付いてるので、レンズを慌てて交換する必要もありません。
でも、でも…
稽古場でも劇場でも、フラッシュ焚けないじゃないですか。
露出は、絞りとシャッタースピードで調節するんだけど、
オートフォーカスのカメラは、舞台が暗いと、シャッタースピードをメチャ遅くしないと、
シャッターが切れよらんのです!
(いまのカメラはそんなこと無いのかも知れんが、そのカメラはそうでした)
撮りたい“一瞬”が撮れない! 撮れてもブレとるしボケとる!
ストレス溜まりました (ノДT)
そりゃ、例えレンズの蓋が閉まっててもシャッター切れちゃう骨董品カメラは、
それなりに失敗も多かったです。でも、融通も利くんですね。
だもんで、中古品を扱ってるカメラ屋で、壊れたのと同じボディを見つけた時!!!
即行で買ってしまいました!!!
これが壊れたら、もう修理はできんの判ってるけど…、これが良かったの!
maruseがカメラを好きになったのは、
学生時代にアルバイトしてた保育園の遠足で写真撮影を頼まれて、それを現像した写真屋さんに、
今回のカメラマンは誰ですか? 上手いですね~!
と言われたのがきっかけでした。
遠足写真は園児(の親)に買って頂くものだから、
「引き取り手の無い写真だけは撮らん様にしよう!」と考えたのが良かったみたいです。
誉められたんが嬉しくて、その後は事ある毎にカメラを持ち出し、人物を撮ってましたっけ。
最近は撮影する機会がメッキリ少なくなって、カメラも押入れでお休みばかりです。
(写メで済ますこと多いし…(^_^;))
今度、紅葉狩りに行く時にでも、久々に出動してもらいましょうかね! ヾ(@^▽^@)ノ