5年前の今日、あの事件が起こりました。
ニュース番組で、生放送の映像に切り替わったとたん、2機目の旅客機がビルに突っ込みました。
何これ? フィクション?
その後、大勢の民衆が見守る中、ビルは倒壊し、
いくつもの命、未来、夢、希望…たくさんの明日を飲み込んでしまった…。
そんな衝撃的な場面を目の当たりにしながら、
翌日は普通に出勤して仕事をこなし、
数日後に控えた舞台公演の「初音響オペレーション」に向けて稽古をし、
それまでと同じく「日常」していたmaruse…
maruseは、
自分の周りの「平和」を守るだけで精一杯。
その、小さな平和の崩壊にうろたえ、悩み、戸惑っている。
小さな小さな、独りよがりの平和…
でも、その想いがつながって、大きな平和を守ることにはならないか…
いや、だからこそ、争いになってしまうのか…
maruseに何ができるのか…?
人の命のドキュメンタリーは、
その人が「100万のバラ、100万のキツネ」でなく、唯一の人になってしまうから辛いですね。
でも、この世から悲惨な争いを失くす唯一の想いでもあると思います。