妹の2人の息子は、関西人だから…と言うわけではないけど、その言動がなかなか面白く、身内の間で数々の伝説を残しています。伝説が面白い…と言うよりは、この場合「語り部(2人のママ=妹)」が上手いのかも! 帰省の度に新たな伝説を聞くのを楽しみにしています。
3歳違いの兄Gと弟K、特にKはかなりの「コダワリ人間」で、学校でも担任をてこずらせているそう。
一年生の時、プール用の水着のカバンを開けると、父親のバスタオルが入っていたらしい。全く知らないものではないのに「自分のタオルでない」だけで、もう許せない!
「こんなん、知らんわ!!!」
と放り投げる始末…。担任の先生が
「これはKくんのカバンに入っていたものだから、持って帰りなさいね。」
とタオルを入れようとすると
「うっさいわ(うるさいわ)!!!」
と吠えた。
ここに書くと、これだけのやり取りだけど、きっと、この日までもさまざまな“戦い”があったのでしょう、
担任は
「どの口がそんな事を言うのかな~?!!!」
と、Kの頬っぺたをムニョ!っとつねってしまった!!!そうな。ンで、Kは大泣きした!と。
やれ“虐待”や~、“体罰”や~、と色々ウルサイ昨今。担任の先生はKが帰宅する前に「謝罪」の電話を入れて来られたのですが、妹の対応は
「なんぼでも、つねったってください!」
でしたとさ!
そんなコダワリKも、ママが大好きの甘えん坊。
まだ保育園児の頃に、「ママもいずれはおばあちゃんになるのか?」という疑問を持ち、兄のGと一緒にママに聞きに来たそうで、ママが答えて曰く、
「そうやなぁ。あんた等ふたりが結婚して、こどもが出来たら、ママもおばぁちゃんになるわ。」
途端にKは、泣きそうな顔で、
「え? ボクはお兄ちゃんと結婚するの?」
ちゃうちゃう! 「あんた等ふたりが結婚…」て、そういう意味と違うって!!!
でも「ボク、ママと結婚しようと思ってたのに…」ってのもムリなのよ!