マルです。




以前、葬儀社で働いていた時のお話です。前回から湯茶サービスについて書いています。



↓前回の記事




湯茶サービスに必要なのは

まず体力です。


元々運動もせず力も弱かった私ですがどんどん体力が付いて、

最初は持てなかった重い荷物も持てるようになりました。


そして、接客マナー。


葬儀での接客は、一般企業での来客への接客、販売店での接客とはまた違うものでした。


爽やか過ぎたり元気過ぎてはいけないし、葬儀の接客だからといって陰気なのもダメ。

慎ましく上品な感じがいいのかな。


湯茶サービスは皆バタバタしてました。理想通りには中々動けないものです。



コーヒー



新人の頃は社員さんが指導に入ったり、ベテランの先輩と一緒のシフトを組まれ細かい指導を受けてました。


立ち方やトレーの持ち方、声の掛け方、飲み物の出し方など基本的なことから身だしなみや顔の表情まで。


軍隊にでも入ってしまったか

と思うほどビシビシと。



お弁当お茶



ある日、ご葬家の方達が控え室に来るのを待っていたとき

サービス業務の主任に

「マルさんの顔!恐いから口角上げて」

と注意されました 真顔ガーン


人生で初めて「顔が恐い」なんて言われました。


『な、なんですと?!主任の方がよっぽどキツイ顔してるぞ』と思いましたが

確かに緊張している人の顔って、眉間にシワがよっていたり口が真一文字になっていたりします。


口角を上げると自然に目元も優しくなります。

(口角を上げたとき意識して眉間にシワをよせると、オードリー春日の鬼瓦節分が出来ますよ!お試しあれ)

上矢印メイク指導が入り、フルメイク厚化粧の鬼瓦



他にプロ講師のマナー講習会にもいくつか参加。

会社負担で無料で勉強させてもらえました。


とても為になる講習だったハズ

なんですが、今でも覚えているのは日々の業務の中で社員さんや先輩方に教えて頂いたことばかりです。


やっぱりズバズバ指摘され、ビクビクしたり傷付いたりしながら覚えたことの方が記憶に残るのかな。

心の傷と共に。


今となっては一生役に立つマナーをお給料を貰いながら学べたのですから

有り難かったな~と思えます。



コーヒー



今の会社で来客があったときも

お茶出しだけには多少自信があるので率先してお茶を出していました。


現在はコロナの影響で来客はめっきり減り

たまに来客があっても感染防止の為お茶出しは出来なくなってしまいました。


早くコロナが収束してくれないと

私のお茶出しの腕が鈍りますぅ。




↓まだ続きます