SNSで子なしのグループに入っていて、
「ならでは」の悩みをわかちあったりしているのですが、
そこで紹介されていた本を2冊続けて読みました。
「いるいないみらい」窪美澄
短編集です。5編あります。
それぞれさまざまな理由で子どもが居ない夫婦、男性と女性の人生が綴られています。
「子どもが居ないこと」のどうしようもないさびしさを描きつつも、
かといって不幸とか、かわいそうとか、そんなことではなく。
絶賛治療中のことを思い出して辛くなる場面もありましたが、
どのお話もその先を生きていく光のようなものが見え、
最後には心がほわっと温かくなりました。
読んでよかったです。ほんとに。
書いてくれた窪さんに感謝。
もう1冊はこれ。
この小説についてはまた次回書きます。