先日のブログで

「介護は他人に」と書きました。

それでも、だからといって

家族が「介護」から解放されるかといったらそんなことはありません。

 

家族しかできないことは、

これ

・諸々の支払

・役所関係のこと

・郵便の確認

・ややこしいゴミの処理

 

最近は実家に帰ると山になっている書類の確認から始まります。

親がかなりしんどい状況になってから初めて知ったのですが、

 

税金や健康保険、介護保険料は黙って年金からでも天引きするのに、

高齢者の頼みの綱である

~給付金とか、~手当 とかは、

一定期間ごとに、

「生きていますか」「ひと月98円要りますか?」みたいな確認があり、

「生きていますよ」「要りますよ」と返信しないと

手当がうち切られたり、もらえなかったりします。

 

そりゃあ大切な税金から頂くのですから、

確認は必要かもしれないけど。

そんな悪いこと、庶民はしませんやん。

一度たりとも!税金や年金などの滞納をしたこともない

贅沢もせず生きている善良市民の高齢者が

そんな悪いことすると思ってんのか?おら(笑)

 

またこれが、見た目ふつーの封筒で届くんです。

「重要」
とか

「返信がないと振込ができません」

とか

赤い字で書いといてくれるとかもない。

 

あ、民間の保険会社は書いてくれてました。

 

しかも!返信用の封筒、はがきに切手が必要とか・・・大あくび

一か月98円もらうために、64円の切手を貼り・・・

「振り込みました」の通知のはがきがまた、

 

 

ええ紙使ってるんですわ(笑)

 

偉い偉い議員さんたちは、

何百万円もらっててなかったことにするくせにムカムカ

 

と、

ぼやきつつ。

 

少し前はその書類の山にも

手をつけさせてもらえなかったのですが、

「ちょっと見てくれや」

と言ってくれるようになった父と一緒に

 

「これ期限切れてるやん」

「これ切手貼って出しとくわ」

といったやりとりをしています。

 

届く書類の9割は

領収書の類で、ほとんどが要らないというのもまた、

混乱を招く要素の一つです。

「領収書の類は不要です」と言うことはできるんかな?

 

といった具合で

「介護保険使ったからって、

家族が楽かというと、そんなことは全然ない」エピソードでした。

まだまだあるのでまた書きます。