ご無沙汰になってしまっているが、細切れで忙しい。

晩秋なのでさすがに時々寒い日もあるが、今日は夕方帰宅すると外の水槽は30度近くにもなっている。

 

今日は半袖、夏のクールジーパンにちゃんと靴と靴下を履いて出掛けたら汗が出て帰ってきてアイスを食べた。

 

夏はタンクトップに半パン、ビーチサンダル型のサンダルで通すので最近は少しだけ人間に近くなったように本人は思っているが、相変わらずバアサマやジイサマどもからまるで化け物を見るような目で見られるのには最近は慣れてきた。

 

おやまあまあ寒くないのかねえ半袖で。

やっぱり若いからだね。若い人は良いねえ。

 

ジイサマバアサマからしか若い人とは言われないのだが、満更でもないので半袖で頑張れるときは頑張る。

 

先週位から、半袖がつらくなってきたので、気合を入れるために亭主と旅行に行った。

亭主は温泉が嫌いだし、旅行も嫌いだ。

それをわざわざ誕生日プレゼントにして、せっかくなので旅行割を使った。

本当は鹿児島の霧島温泉か、熊本の温泉など夢見ていたが、わりと安定の群馬の山の中の温泉に決めた。

 

したらばそこは山の中過ぎて、片道の所要時間はヨーロッパに行くと同じくらいの時間を要した。

 

 

 

その温泉地は朝方マイナス7度になるのだが、温泉の温度は50度近くて熱くてずっとは入っていられない。

 

露天が広いのだが、混浴でどうしたもんか思っていたら、バスタオルを巻いて入る形式に変わっていがジイサマどもはそれを無視してスッポンポンで歩き回っていて誠に見苦しい。

 

以前は裸でみんな入っていたけど、汚いものは見せるなってことですなあと大声でジイサマに聞こえるように言ったが、ジイサマどもは耳が遠く聞こえないようだった。

 

裸のジイサマどもを視界から外し、マイナスの外を凍りそうなバスタオルを巻いて歩き回り、ゆでだこになるお湯に浸かるを繰り返していたら、寒いのが大丈夫になった。

 

旅行割でもらったクーポンは6000円分だったがお土産を選ぶのが面倒くさいので全て温泉饅頭を買った。

亭主のリュックは、まるでトレッキング帰りのように大量の温泉饅頭で膨らんで、もはやハンカチ一枚すら何も入らなくなってしまい、亭主は使用済みのパンツや靴下をスーパーの袋に入れてずっと持ち歩きながら列車やバスにかれこれ6回も乗り換えした。

 

これだから旅行は嫌いなんです。

全部お土産持たされるし、あんたは何も持たないし。

 

亭主は私に苦情を言ったが、片手には使用済み亭主のパンツや靴下が入っているスーパーの袋がグシャグシャになって存在しており、まるで凄みは感じられない有様だった。

 

それでも6回も乗り継ぎ乗り継ぎ、電車の網棚にも袋に入った使用済み亭主のパンツは載せられたり降ろされたりを繰り返し、どこかに置き忘れなどせずにきちんと家まで持ってこれたのはさすがだ、大したものだと亭主を褒めたたえた。

 

亭主は太っており、良く金持ちの中国人に間違われる。

外国などでは気が付けばスリに囲まれて、胸ポケットやズボンのポケットに手を突っ込まれている。

 

だから外国では亭主には大金を持たせず、私とはぐれたら使うタクシー代のみスーパーの袋に入れて旅行中ずっと持ち歩かせていた。

 

だから旅行といえば国内外問わず、本人が望んでいるのかどうかは知らないが、亭主はずっと片手にスーパーの袋をぶら下げているって言うことになる。

 

 

温泉効果なのか家に帰ってきてから再び半袖アゲイン、寒さなんて吹き飛ばしてしまって身体はずっと暖かい。

 

もう一回今度は草津でも旅行割で行こうかな半額になるし。

 

と言うと亭主は今度からはずっと一人で行ってくださいと口答えしてきた。

 

とにかく嫌いな場所を誕生日プレゼントにしても実に有難迷惑なだけだったなとちょいとだけガッカリした。

 

日除けはほとんど外したので水温が爆上がりしてしまった。

まだまだ日除けはいるのかもう11月なのに。

 

 

ご無沙汰に