大和郡山から、天理に戻ってきました。

前日に歩いた 山辺の道と平行する道路を走り

大和神社(おおやまとじんじゃ)に到着しました。

 

前日に参拝した、御旅所座神社・歯定神社の御本社になります

山辺の道、大和神社御旅所

 

 

 

 

御祭神 日本大国魂大神(やまとおおくにたまのおおかみ)

    八千戈神(やちほこのかみ)

    御歳大神(みとしのおおかみ)

 

 

 

日本大国魂大神は大地主大神で、宮中内に 天照大神と共に奉斎されていましたが

世の中が乱れたり 謀反が起こったりするのは、両神の勢いの為である と

畏れられるようになりました。

そのため 第十代 崇神天皇は神威を恐れ、崇神天皇六年に

二人の内親王、豊鍬入姫命に天照大神を託し、笠縫邑(かさぬいむらに、

渟名城入姫命に大国魂大神を託し穴磯邑(あなしのむら)に祀らせたのが

大和神社の始まりとされます。

しかし、渟名城入姫命は髪が抜け、痩せ細り、祀る事が出来なくなり、

その後幾度かの遷座を経て市磯長尾市(いちしのながおち)を祭主として

現在の地に鎮座されたそうです。

 

 

 

市磯長尾市東征の水先案内をつとめた椎根津彦を祖とすることから、

海との関わりが深い神社であり遣唐使の出発に際して、安全祈願がされ、

第二次世界大戦では、戦艦「大和」の守護神として艦内に祀られました

 

 

 

参道の途中にご鎮座される

 

<増御子神社>

 

 

 

 

 

御祭神 猿田彦神

    天鈿女命

    市磯長尾市氏命(大和神社初代祭主)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<拝殿>

 

 

御本殿は、三殿となっており

 

中殿 日本大国魂大神

左殿 八千戈神

右殿 御歳大神

 

 

 

 

 

 

摂社 <高龗神社(たかおかみじんじゃ)

 

御祭神高龗神 (雨や水を司る水神様)

 

祈雨神祭(高龗)の 全国総本社

 

 

 

御祭神高龗神 (天候、雨や水を司る水神様)

 

「龗」 (おかみ)は、の古語、「高」は山の上を示すそうです。

 

崇神天皇のとき、渟名城入姫命により、穂積長柄岬(現親泉星山)に

創祀されたのが始まりとされ、丹生川上神社 上社の本社でもあります。

 

古来より10年に一度、6月1日に行われる大祭には、和歌山・吉野・宇陀

その他近在村々から千人余りも参拝者の列が続いたそうです。

 

 

 

 

隣には、摂社が三社並びます
 

 

右   朝日神社   御祭神 朝日豊明姫命

中央  事代主神社  御祭神 事代主神

左   厳島神社   御祭神 市杵島姫命

 

 

大和国が艦の由来となった、日本海軍の「戦艦大和」

艦内には大和神社の御祭神・大國魂大神が分祀されていました。

 

 

 

祖霊社には、大国主命、

代々大和神社の祭祀を担ってきた氏子各家の祖霊ほか、

「戦艦大和」と運命を共にした英霊 2,736柱の分霊も合祀されています。

 

 

境内には、戦艦大和にまつわる展示館もありました。

 

ちなみに、大和神社の参道と戦艦大和の全長は ほぼ同じ270mだそうです!!

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頂いた御朱印です。

 

 

訪問いただきまして、ありがとうございました黄色い花