今回のブルベの反省です。自分にとってはメインコンテンツとも言えます。
思いつくままにここまでの経過をつらつらと書いてきましたが、完走できなかった要因として自分が思うのが、
1.スタート時のゴタゴタで30分以上浪費したこと
2.二日目の昼から深夜まで12時間にわたる雨による諸々(コースの勘違いによる時間の浪費、体の突然の冷え、夜間の峠越えによる消耗)
3.三日目の朝から夕方までの風(風そのものによる速度低下、出発時刻を遅らせた事による時間の浪費)
4.900キロ付近で発生したチェーンの不具合(対処できる道具を持っていなかったこと)
5.940キロ地点の角島以降の渋滞
6.そもそもの走力
といった所でしょうか。

一つ目のスタート時のごたごたは、自分で言うのも情けないことですが、完全に自分のせいです。スタート地点にあと10分はやく到着していれば、そんなに慌てずに荷物を発送出来ていただろうに。このときのスタートの遅れそのものは、おそらくこの日の深夜には追いついていたんじゃないかと思いますが、しかしスタートから一人旅というのは精神衛生上よろしくない。やっぱり、最初の1時間くらいは、他の人が前後にちらちら見えるくらいの感じでウォームアップをした方が心穏やかに走れますので、次から気をつけます。

四つ目のチェーンの不具合については、確たる原因はわからなかったのですが、ゴール後に洗車して注油したら発生しなくなったので、やはり汚れと油切れかなあ、と思います。ヨゴレはいかんともしがたいのですが、今後は十分な量の油を持って走らないといけないと反省。

五つ目の渋滞については、コースをあらかじめよく見ておく、というのが大事だと思いました。渋滞していたからゴールに間に合わなかったというのはただの言い訳です。そういったトラブルを見越してタイムを調整するのが必要だろうという事です。ゴール付近は信号の多い都会であるということはよくあることで、今までも都市部に入るとペースが落ちることは想定していましたが、観光シーズンは特に、コース上の特定の場所が激混みする可能性をあらかじめ考えておかないといけないと思いました。

三つ目の強風については、これは今思っても悩ましい問題です。正直、台風並みの大風で、あのときもう30分早く出発していたらゴールに30分早く着いていたかというと、たぶんそうではないと思います。あの風の中では普段の半分くらいの速さしか出なかったので、もっともっと早く出発する必要があったのでしょう。しかしそれは、雨で到着が遅れて疲弊していた自分には難しかったのも事実です。

最後に二つ目の雨について。これが今思い出しても一番ダメージが大きく、また一番対策が必要な事項だと思います。
雨が降り始めたのがお昼頃。雨が止んだのが深夜12時頃で、ちょうど12時間降り続けたのですが、最初は日が出ていましたし、そこまで問題は感じませんでした。異変を感じたのは午後3時~4時頃。急に寒さを実感して、一気に体が冷えていきました。
それでも夜の8時くらいまではなんとか走っていましたが、夜10時くらいにはもうへろへろに。
直接の原因は、汗で体が冷えたことにあると思っています。この時使用していたのは、普段使っているカッパで、考えてみれば6時間以上も雨に降られながらの実走なんてしたことがなかった。そもそも普段であれば、一日中雨というコンディションだったら乗らないし、今までのブルベでも半日以上雨が続くことは体験していなかったのです。
夕方くらいに気付いたのは、最初は水を弾いていたカッパの表面が全体的に濡れきっていて、水をはじけていないこと。そしてカッパの内側の服や皮膚がびっしょりと濡れていることでした。
一応スポーツ用で透湿性があるカッパでも、カッパの表面が水で覆われていては透湿性を発揮できません。さらに言えば、透湿性を失ったカッパを着て走る上で、コースも良くなかった。雨が降り始めた所がちょうど山岳地帯の入り口で、しかも登りと下りが交互に何回も出てくる区間。つまり、汗をかく→下りで冷える→また汗をかく、という繰り返しになる場所。思い返しても、雨とは相性最悪の場所だったのではないだろうかと思います。
今後これをなんとかするためには、まずは透湿性の高いカッパにすることと、何回も使っているカッパであれば、あらかじめ撥水スプレーなりなんなりを使って、撥水性を高めておくこと、そしてこまめに体とインナーを拭いて、少しでもカッパの内側の水を排出しておくことが大事なのかなあ、と思います。
あのとき、それを慌てず冷静にできていれば結果は違ったのかもしれません。しかし、体が冷えてくるのに比例して、自分でも段々判断力が低下していたと思います。体が急激に冷えてきたときには、とにかく雨の当たらない場所に入り、いったん冷静に、温かい飲み物を飲んだり服を乾かしたり(そのためにセームタオルなどの水を強く吸収するタオルは必須)、あとは体をとにかく暖める(使い捨てカイロを持って行くべきだと思いました)というのを考えておかないといけません。何事も経験です。次に同じような事態に陥った時は、今回の経験をもとに、もう少し冷静に対処できるのではないかな、と思います。
あとは細かい事ですが、雨が降る中だと、メールが来たり着信があったときに、スマホを開こうとしても手が濡れていて上手くパスワードを入れられなかったり、手を拭こうとしても服も濡れているので拭けない、ということが何度もありました。これが結構な時間のロスにつながります。なので、先ほどのセームタオルみたいな物を、いつでもすぐ取り出せる所(背中とか、ハンドル回り)に雨が降っている間は常備しておいた方がいいな、とも思います。

自分の人生では一番長距離且つ長時間の大会でしたが、なんとも思い出深い大会になりました。ゴールに間に合わなかったことは勿論残念ですが、得ることの多かった大会だと思います。今後どういう大会に出ていくかはわかりませんが、この経験を糧にしていかなければ!

最後に、このブログの名前になっているマルパピについてご紹介してなかったなあ、とも思い、紹介しておこうと思います。

 

パピヨンと、マルチーズ×ペキニーズです。