龍光寺参詣で、九回目の結願 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 

 

 

 

 明石寺で一日の打ち納めにするのは中途半端だし、もう一か所くらい行ける時間があった。しかし佛木寺で終わりにすると、翌日は龍光寺からということになり、佛木寺・龍光間が近い(車で行く場合は)ので、なんかもったいない気がするし、龍光寺まで行ってしまえば翌日は観自在寺からのスタートなので何かと都合が良い。

 実は、その日に泊まる宿も決めていなかったので、五時過ぎたらいくつかの宿候補に電話を入れて交渉するつもりだったが、そのうちの有力候補が宇和島市内のビジネスホテルで、そこに泊まるとなると、翌日に龍光寺スタートとなる場合はわざわざ宇和島市内から龍光寺のある三間へ引き返すことになるのです。

 逆に、宇和、卯之町とか大洲あたりに泊まるならば、佛木寺や龍光寺へ行ってから引き返してホテルか旅館へ行って宿泊し、それからまら同じルートを南へ行くことになってしまう。

 なにかと都合よいのは夕方五時までに龍光寺へ行けて宇和島のビジネスホテルに泊まれること。

 宇和島を飛ばして南予あたりまで行ってしまうと時間かかるし、こんな時間からの宿泊問い合わせで無事泊まれるかという問題もあります。

 ただ、時間の余裕がないのに明石寺や佛木寺近辺で宿探しに時間をかけるよりも、まずお参りに集中すること。やはり龍光寺へ急いで、無事に一日の参詣を終わらせた状態で宿泊所探しをしたほうがよさそうです。

 そう思って明石寺参詣後には自動車道で三間へ急ぎ、佛木寺の駐車場に到着するや、急いで山門をくぐり石段を登り、本堂まで駆け、作法通りお経等を唱え、本堂に近い大師堂でも同様にお経等を唱え、すぐに納経所に向かったのでした。

 佛木寺や龍光寺は本堂と大師堂が近いところにあるので、こういう場合は便利に感じます。たくさんある札所の中には、本堂と大師堂がそこそこ離れた場所のある、なんてところもありますので。

 納経も済ませるとまた駆け足で駐車場に戻り、カーナビ検索もせぬまますぐ発車。龍光寺までの道はだいたい分かります。

 まあ、これで道に迷ったりして時間をロスして五時過ぎてしまったらシャレにならないのですが、なんとか、五時ちょっと前に目的地の龍光寺に着きました。

 金山出石寺では四国別格二十霊場の一回目の結願となりましたが、ここ龍光寺では、四国八十八ヶ所巡りの、私にとっての九回目の結願となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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