難所・金山出石寺 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 おおざっぱに言うと十夜ヶ橋から北へ向かってから西へ進みつつ、すぐに南へ進路を変更する。

 それでもカーブの連続で、一筋縄にはいかない道。

 たいへんな遠回りのようで、十夜ヶ橋からはまっすぐ西へ一直線に向かったほうが良いように思えますが、険しい山なれば「一直線に」というわけにはいかないのです。

 カーナビが選んだ道ということには理由があるのでしょう。地図で見て、また、実際にその道を通った印象、そして地図で他のルートと比較した場合、やはり、カーナビが選んだ道のほうが道幅も広く(世間一般ではあまり広いとは言わないと思いますが)、険しくなく、整備されていて迷いにくいということなのでしょう。

 JR四国の伊予大洲駅や伊予平野駅付近から西へ進む道も一見まともな道のように地図では見えますが、よく見ると、途中から道幅がたいへん狭くなって通りにくくなるようです。深い山の中に迷い込んで車が故障でもしたらとんでもなく厄介なことになります。

 歩きで行った場合も、怪我でもしたら大変です。

 さて、肱川沿いに進んで北へ向かい、橋を渡って対岸に出てから山中を行き、西へ進んだかと思えば南へ進んでいく。ずっとカーブの連続で、大きく緩いカーブもあれば急カーブもある。そんな山の道が続き、うんざりしても、まだまだです。

 いったいどれだけ行けば到着するのか、と思っても、山の中腹に過ぎません。

 途中、「金山出石寺」と書かれた看板などあって分かれ道をカーナビが示すとおりに行き、路面も普通の舗装道路とは違ってきたのでいよいよ金山出石寺の駐車場はすぐか、と思っていたら、それからずっとつづら折りの道が続いたのでした。

 覚悟していたことでしたが、もう、運転するだけで疲れましたし、カーブが続きすぎて、頭がくらくらするほどでした。

 駐車場に到着したのは午後二時二十五分ごろ。十夜ヶ橋を出てから五十分くらいかかったでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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