私が箸蔵寺にお参りするのは、これが二度目。
ここのロープウエイに乗るのも二度目でした。
初めて訪れたのは、もう十年以上も前のこと。
香川県在住の先達さんの案内(その先達さんの運転するクルマによる)の旅でした。
まず屋島に徒歩で登り、屋島寺にお参りしてから先達さんの運転するクルマで八十八番札所の大窪寺へ。そして別格二十霊場の二十番の大瀧寺へ行き、徳島県側に出てから西へ向かって箸蔵寺へ行ったのでした。
ちなみにその後は同じく別格仙龍寺や神野寺へ行きまして、香川県のうどん店も何件かまわりました。
このコースだと高知県以外の四国三県を一日で行ったようなもの。愛媛県の場合は一部をかすったようなものですが。
個人的には、なかなかおもしろいコースだったと思います。
別格の大瀧寺も徳島県内にあるお寺ですから、この時は徳島県のお寺を二か所お参りしたことになります。
それはともかく、この時の旅で箸蔵寺にお参りして、特に印象に残ったのが、ロープウエイの中で見た(運転中に)景色のすばらしさと、境内にある石段の長さと、お寺の中心にある建物の造りの独特さと、御朱印をいたいた時のお寺の人が書いた文字の見事さでした。
そんな記憶があるので、今回もまたロープウエイに乗って景色を堪能したい、と思ったのでした。
乗る前から、ロープウエイの麓の駅の乗り場で写真撮影。ロープウエイを外から写したり登っていく先を写したりしました。
もちろん、乗ってからは遠慮なく何度も撮影しました。
南側、西側、北側等。
さまざまな角度から撮りました。
乗っている間は地上との高低差があるので、スケールの或る大パノラマを楽しめます。
特に良いのが南側の景色で、吉野川を中心に山間部の景色を堪能できます。
もちろん、撮影しまくるのも良いですが、撮影を忘れてただただ景色を眺めることに没頭するのも良いと思われます。