「星ヶ森」は役行者ゆかりの霊場でもあるので、修験道の行者にならって、登りなどは「さぁーんげさんげ、ろおっこんしょうじょー!」(懺悔懺悔、六根清浄)と唱えながら歩きました(そうせよという決まり・作法があるわけではないですが)。
まだ納経受付開始より前でしたから、ちょっと薄暗く、ガスなどの影響もあってか、遥拝所から石鎚山方面を見ても、山の稜線は(はっきりとは)見えませんでした。ちょっと残念ではありましたが、それでも山々の姿が神秘的で神々しいものに感じました。
この遥拝所には鉄の鳥居があります。聖なる山・石鎚山の遥拝所であることと聖域であることを示す鳥居でもあります。
昔の修行者・遍路もここで石鎚山を拝し、お経を唱え、祈りをささげたようです。
鉄の鳥居は江戸時代の寛保二年(西暦一七四二年)に建てられたとのこと。

10543さん(ハンドルネーム)のブログ「ひょいと遍路へ 晴れきってゐる」にもこの星ヶ森の遥拝所のことが紹介されてあり、山の稜線がはっきり写っている綺麗な写真も載せられてあります。
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http://yn0716.blog.fc2.com/category7-5.html
(2015年5月 3日の「石川鏡介のブログ」より転載)

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