竹林寺(四国霊場第三十一番札所)の五重塔と本堂《過去のブログ記事より》 | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 四国霊場第三十一番札所の竹林寺(ちくりんじ)には見どころがたくさんあります。

 なかでも五重塔と本堂はじっくり見ておきたいところです。

 五重塔は本堂よりも高い位置にあり、高さ約三十ニメートルで、仁王門から境内に入ってまた石段を登って仰ぎ見るかたちになります。昭和五十五年に建立されたということですが、建築様式としては鎌倉初期の様式を伝えるもので、総ヒノキ造り、県内唯一の五重塔だということです。

 タイトルは忘れましたが、高知県を舞台にしたドラマ(二時間もののドラマか?)でも撮影に使われたようです。竹林寺の五重塔が映っているドラマをみたことがあります。

 

 本堂は、本尊の文殊菩薩がまつられているため「文殊堂」とも呼ばれ、入母屋造り、柿葺きで、国の重要文化財に指定されています。室町時代の文明年間(西暦一四六九~一四八六年)の建立で、竹林寺の建物としては最古だとのことです。

(2013年1月25日 の「石川鏡介のブログ」の記事を再編集)

 

 

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