四国霊場・太龍寺の大師堂(過去のブログ記事より) | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 

 四国霊場第二十一番札所・太龍寺の大師堂は、境内の奥にあり、老杉が目立つ深山の趣がある境内でも特に「霊域」という雰囲気のあるところです。

 三門から入った場合でも一番奥なのですが、ロープウエイの駅からみても本堂の裏手にあり、山岳霊場の雰囲気をそのまま残しています。

 そもそもこの山は若き日の弘法大師が(未だ空海と名乗る前)修行の為に籠って虚空蔵求聞持法を修したところで、弘法大師の著書にもその名がみえる特別な地なのです。

 大師堂の奥には大師の御廟があり、高野山奥の院と同じつくりだそうです。まさに「西の高野」と呼ばれるの相応しい霊場です。

 ロープウエイでの参詣もいいですが、登山で汗を流しての参詣も、それまでの苦労の甲斐があったと思わせる清々しさを感じさせてくれて良いものです。 

 

(2012年7月 5日の「石川鏡介のブログ」の記事を再編集)

 

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