川幅日本一とはどういうことなのか? | 石川鏡介の旅ブログ

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四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 荒川の、鴻巣市と吉見町に挟まれたところがなぜ「川幅日本一」なのか。とくに御成橋あたりが一番広いとはどういうことなのか?


 「川幅日本一」と聞いた時、なぜこの地域が、と疑問に思いました。

 

 「川幅」が広いというなら、荒川も広いが利根川や信濃川、筑後川、吉野川(四国)なども相当に広いはずです。実際、利根川に架かる橋や吉野川に架かる橋を渡ったことが何度もありますが、かなりのものでした。

 それをさしおいて、なぜ荒川なのでしょうか? しかも東京湾にそそぐあたりではなくて、なぜ鴻巣市付近なのでしょうか。

 

 それは、ここでいう「川幅」の定義が「流れる水面の幅」ではなくて右岸の堤防と左岸の堤防の間の長さをさして「川幅」というからなのです。


 御成橋を渡ると、実際の荒川の水の流れはそんなに幅広いものではなくて、たいしたことないと分かるのですが、河川敷が広いことに驚かされます。特に鴻巣市側から吉見町の方へ渡ると、河川敷がずっと続いて堤防らしいものがなかなか見えないのです。


 それで、堤防と堤防の間が長いからその長さで言うと川幅が日本一だといえる、ということらしいのです。




 

 

 

 

 

 

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