本堂が線路のほうを向いているかたちになっており、正面にあたる方は踏切へ向かう小道ですから、クルマでの巡礼は通れなくても、歩きの巡礼は十四番から十五番へ、十五番から十六番へと、近道で行けるのです。
私が今回の総開帳で巡った時、十五番札所での納経を終えて線路の方へ行ったら、ちょうどその時、秩父鉄道の列車がきました。
遮断機が下りて、通過を待っていると、SL列車が走り去りました。休日の午後に走るものです。
みつみねぐちから熊谷方面へ向かう列車でした。
もっと詳しくいうと、おはなばたけ駅を発車して秩父駅へと向かう途中の列車です。
タイミングが良かったので写真におさめました。