気になるニホン語
最近、というかもう随分前から気になっているニホン語がある。
「遺憾」だ。
首相や官房長官あたりがやたら使うこのコトバ、
広辞苑で調べてみたら、
「思い通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒。」とあった。
政治家がやたら使うだけあって、
微妙なニュアンスが含まれていて
便利なコトバではあるのだろうけれど、
反面、なんとも中途半端なコトバだ。
どのくらい残念なのか、イマイチ分からん。
「もう今回の不祥事には、私もほんっとうにアッタマきてます!」
くらいのこと言ってくれた方が
人間味があって好感が持てるのに。
それにしても、
国民から選ばれたえらーい政治家の先生方から
こうもしょっちょう「遺憾」というコトバを聞かされるのは
国民の一人として、ヒジョーに遺憾である。