父を自宅で看ることにしました。

(自分の記録として書いています)

 

 

先日、病院から泌尿科を受診するように勧められたが断った

 

そのかわり、自宅で引き取ることにした

 

 

病院から父の夜間頻尿の話を聞いて

自分なりに色々調べてみた

 

根本的に治療は無さそうなので

結局は薬を変更するか、増やすことになりそうだった

 

多分精神的なものもあるのだろう

 

まだ、父親の意識は、はっきりしている

最近は

「甘栗が食べたい」

「増田屋のコロッケが食べたい」

などど、リクエストまでしてくる

持っていっても、ほとんど食べないのだけれど

何かを食べたいを欲求があることは、まだ気力はあるかもしれない

 

が、しかし

父親は、食事をほとんど食べない

 

 

病院で出される食事は、バランスも考えられており

実際に味も美味しい

内臓が悪いわけではないので、普通であれば

ご飯は食べられるはず

 

自分でリクエストして

持ってきてくれ、といった食べ物も

食べない

 

食べ物を眼の前にすると

「食べたくない。 いらない。」と言うのだ

 

 

一日のほとんどをうつら、うつらと寝て過ごし

食事もほとんど取らない

点滴で生きているようなものである

 

 

そういう状態をネットでググってみた

「医療法人ゆうの森」の在宅療養について書かれた

ホームページを見つけた

 

一部抜粋する

 

「前と同じように食べられなくなったのなら、

無理に食べなくても良いのです。

体は、楽に逝くために体内の水分をできるだけ減らそうとしていきます。

そんな時、水分や栄養を無理に入れると、

体に負担をかけることになります。

むくみが出たり、腹水が溜まったり、あざが多くなったりしてしまうのです。

 

死は人の最後の営みです。

その時が近づいたら、体が求めるママに、うとうとと眠り、

食べたいものを食べたいだけ口にさせてください。

その穏やかな寝息を聞きながら、家族はお別れの時が近づいていることを静かに覚悟するでしょう。」

 

 

これを読んだとき、はっとした!

そうか、父は老衰なのだと

 

他にも色々と書かれてあったが、私が疑問に思っていた答えがたくさん載っていた

 

 

今、父が入院している病院は

療養型病院だ

 

療養型病院は、もう一般の病院では治療できない患者ばかりが入っているところだ

 

回復しないため、ある意味死を待っているだけの場所とも言える

 

 

一般病院を「これ以上治療することが出来ないので」と言う理由で退院させられ、とりあえず今の病院に転院した

 

でも、やはり同じなので

治療は出来ない

IGg4という難病指定の病は治らず、治療薬も手術もない

そして、食欲がなく日がな一日寝ている

 

他の病室の患者を見ると

ほとんどが寝たきりで、点滴をされている

歩くことも立ち上がることもできず

ずっとベッドに寝ているのだ

だから、病院はとても静かだ

 

 

うちの父親がずっとこの状態で

この病院にいることを思うとゾッとした

 

なぜなら、まだ父の意識はまだ、しっかりしているからだ

最近のことは全く覚えていないが、昔の記憶はしっかりしている

会話も成立する

猫のことも、いつも気にかけている

 

父の体は、あざだらけだ

点滴の跡

ずっと点滴をしているので腕のあちこちが

あざだらけになっている

 

病院は「そのうち、腕や足からも点滴が受けつけられなくなってくると思います。

そうしたら、胸の横に大きなチューブを入れて、縫い付けます。

そこから点滴を入れます。」と言っていた

 

それは、胃ろうと同じではないだろうか?

父親は、胃ろうは絶対嫌だと言っていた

寝たきりで点滴も嫌だと言っていた

 

 

このまま病院にいれていれば

生きてはいるだろうが、人としての尊厳は失われていくだろう

 

 

病院に言われたこと

病院で見て感じたこと

父の状態

老衰だということ

 

それらをよく考えて

母親と相談して

結果、父を家で診ることにしたのだ

言い換えれば

「看取る」ことにしたのだ

 

家に連れて帰ると点滴はしない

それは父親にも言ってある

 

自宅に帰ったら点滴はしないよ

自分でご飯を食べないと、どんどん衰弱するよ

 

「わかった」という

 

本当かはわからない

でも、私たちはそうすることを決めたのだ

 

 

今、介護認定を取り直している

多分介護3以上にはあるはず

できるだけ、介護で人の手も借りながら

母親と二人、頑張ろうと思う

 

きっと大変

だって、病院に入院する前も大変だったんだから

 

けど、多分父はそんなに長く生きられない

 

だったら、家で安心して息を引き取ってもらいたい

 

 

今、現在はそんな考えでもうすぐ退院するであろう

父親を待っている状態なのだ

 

 

 

水道の蛇口から水を飲む、とら↓

 

 

 

器用に飲んでます

 

 

 

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