よく「社会の歯車」という表現をすることされることあります。
自分はとっかえひっかえの効くひとつの部品にしか過ぎない…
なので言われた自分の事だけやってればそれでお給料もらって無難にすごせると。
ただ、そうやって自分の見える範囲のことだけやってる人、
上流、下流工程の流れの中で自分が動いているのだと分かってやっている人では
動き方や仕事っぷりに大きく差が出てくると思います。
実際の仕事が単純作業だったとしても。
…ということを思い出したのは
バンドやってても、自分の担当楽器の事しか見えてない人
・歌を上手く歌えさえすればおk、・ギターを間違えずにひければそれでOK
etc....
よりも、曲全体の流れを把握して演奏を行っている人の方がやはり良い演奏をしている、
という気がします。歌詞、歌、ベースやドラムのパート、効果音etc.
かくいう自分も「パーツ」としてギターパートだけ上手くこなせばよい、
と思ってやってたこともあります。
そういう思いで演奏をやってた時は、楽しくないし、
バンド内でのかみ合わせもなんとなくしっくりこなくなり…
そしてそれを聞いてなんだかまた楽しくなくなる…という悪循環だったような気がします。
限られた時間の中で準備する必要があるのでなかなか
全パートを把握するには至らないことも多いですが、
「出来るだけ全体を把握できるよう務める」
しただけで少しずつ変化が起きているような気がします。
「社会の歯車は嫌だ!」とサラリーマンをやめた人も、
結局、根っこの部分で同じ点を意識しないと
ステップアップできないということでしょうね(汗
俯瞰してみる視点、重箱の隅をつつくような視点の両方をもって臨みたいものです。