人って

「普通こうでしょ」と言う

「当たり前」な感覚で人や物事を

判断すると

当たり前ではない

人による事情っていうモンが

ある事を知っておいた方がいい。

そして

できる事もできない事も

人により「違う」事も

知っておくといい。

 

 

 

高次脳機能障害っていう

脳梗塞など

外傷・内傷どちらでも起きた後

かかってしまう確率がある

後遺症がある。

 

 

私も

発病当時はそれこそ身体の障害・

言語障害が強かったので

自覚したのはだいぶ後だった。

 

 

左半身麻痺と言語障害で

言葉がスムーズに出なかったり

話してる内容が

特に自分が喋ってる時

支離滅裂だったりしたのを

覚えてる。

だから「喋りたい」一心で

言語のリハビリを個人で

必死にしてたのを記憶している。

本当に血のにじむ思いで

言語の練習はしてた。

おかげで普段の会話だったら

問題なく出来るようになった。

 

 

出来るようにはなったけど

職場での「報連相(ほうれんそう)」

っていうのが

とても苦手になっていた。

 

 

「報連相」とは

・報告

・連絡

・相談

 

 

っていう、今そんなに使ってない

かもしれませんが

社会人で仕事をする上での

行動パターンというか

「これが基本」と

言われてるものです。

後「確認」が自然に出来ていれば

問題はないと思います。

 

 

私、「報連相」が苦手でして。。。

 

 

 

普通の会話だったらまだ

問題はないんですけど

職場での「報連相」が苦手でした。

言ってるつもりではあったんです。

でも相手が理解してないっていうのは

私の「伝え方」が不十分なんです。

 

 

主語が抜けてたり

「わかってるだろう」と思い込んで

伝えてなかったり

あと、「多分」という言葉を

よく使ってたり

 

「あれ」「それ」という

具体的な事を言わずに

「だからどれだよ」と言わんばかりの

抽象度満載で伝えたり

 

自分だけの主観で

まるで事実を伝えてる感じで

話したり。。。

 

 

でもそれって

普通に健常者の人たちも

多いですよね。

特に要点がまとまってない時、

あれもこれも

いっぺんに話そうとするから

さらにまとまってない状態に

陥ることってたくさんあります。

 

 

報連相が苦手な人と

報連相が苦手な人が話すのが

一番辛い状態になる(笑)

 

 

よくいうのは5W1H。

 

 

時系列で伝えないと仕事上の

会話って「報告」が主だし

「いつ」

「どこで」

「誰が」

「何を」

「なぜ」

「どんな」

が「報告」としてはマストな

情報です。

 

 

だけど

1つのことを報告すると

「〇〇が終わりました」

っていうことはほぼ誰にでも

出来ることだと思います。

1つのことではなく

複数の事象を伝えなくちゃいけない時、

経緯を伝えて

・これが起きて

・その後がこの問題が起きて

・この間どんな事があって

・こうなった

伝える事が私は苦手でした。

 

 

特に疲れてる時とか焦ってる時

・伝え忘れ

・省略のしすぎ

・曖昧な表現

を、よく指摘されてて。

報告が苦手で

伝えてなかったりして

後々大変なことになるの。

 

 

そんな私はのちに

「軽度の遂行機能障害」

という診断をもらう事に

なりました。

 

 

脳手術をして

脳細胞の壊死もあり

言語野が正常に働かない。

 

 

普段の会話なら

ある程度は

大丈夫になりましたが

「仕事」となると

そうはいかなくて

事務職に転向した時期

だったので

仕事上報告が多い仕事で

すごく苦労をして

 

 

自分でも

"なんか私の話してること

っておかしい"

ってだんだん自覚し始めて

結局

病院に行って

診断してもらいました。

 

 

いろんなテストをしましたよ。

いろんなテストをしてる中

「正常」と診断してるところも多く

ただ

「軽度」ではあるが

障害とみられる症状がある

と言われてる部分が

「遂行機能障害」。

 

 

わかりやすい例えだと

「時系列で話すのが苦手」

ということです。

 

 

極端な例を出すと

「カレーライス」を作る時

 

①ご飯を炊く

②肉・野菜を切る

③切ったものを炒める

④煮る

⑤ルーを入れる

⑥出来上がり

 

が単純な順番ですが

遂行機能障害がひどくなると

 

①鍋に水を入れる

②ルーを入れる

③おわり

 

になることもあります。

 

 

「遂行」が難しくなるんです。

 

 

私の場合

「報告」が苦手。

1→2→3→4→5

の話の流れがあると

1→3→5→2→4

とかね(笑)

私も気をつけてはいるんですが

「え、どういうこと?」と

聞き直して確認して頂ければ

この上ない喜び。

 

 

常には症状出てはいません。

ゆっくり喋ってるので

頭の中は猛烈に回転してますけど

大ごとにはなっておりませんよ。

はい。

 

 

診断もらって

気にしてた「報告」でよく

指摘されてた事が

あぁ、後遺症だったんだ〜

って

改めてわかった瞬間でした。

ずっと「自分がダメなんだ」って

傷付いた心の闇が

やっと晴れました。

 

 

誰だって状況が複雑な説明や

経緯が長い話って

苦手です。

話が逸れたり枝の話が多すぎて

戻ってこれなかったり

特に女子は「それが普通」なので

最初に伝えたかった話が全く違う

着地点だったりするのが

頻繁なんです(笑)

 

 

側から特に分からないから

高次脳機能障害は

「見えない障害」と

言われています。

 

 

「見えない障害」を

理解する方法は

「あ、後遺症が出たんだね」

って受け止めるだけです。

ただ、それだけでいいんです。

 

 

状況が「本人の話を聞く」べきで

その本人が混乱して

焦ってる時は

まとめて聞くのではなく

ひとつひとつ

状況を細かく理解し

話す人も、聞く人も、

理解しながら話し合って下さい。

 

 

後遺症という障害は

身体的にも言語的にも

本人にとっては

とても気になる所です。

 

 

「見えない障害」って

言われてるだけに

誤解も多いです。

要らない傷つきや思い込みも

お互い、わかり合って

接する事ができたらいいですね。

 

 

私も

伝える事・話す事は

一生

気にして生きていくと思います。

 

 

間違えてる所は指摘してもらって

構わない。

だって

違ってることを言ってるんだから。

 

 

こんな、「自分の出来ない事」

をオープンに話すことって

なかなか出来ないと思うんですよ。

だって

「出来ない」事って往々にして

隠したがるじゃないですか。

 

 

だけど

「高次脳機能障害」とか

「遂行機能障害」とか

その言葉自体「???」って人

沢山いると思うので

あえて言ってますよ。

 

 

「出来ない」事を人に見せる事は

とても怖いんです。

 

 

笑われるかもしれない

バカにされるかもしれない

見下されるかもしれない

 

そんな恐怖が付きまといます。

 

 

でも

笑う人や

バカにする人や

見下す人は

お付き合いしたくはなくて

それでも

私でいいよ

私がいいよ

って言ってくれる人と

付き合いたいが為の

自己開示です。

 

 

私にもあなたにも

優しい世界で生きていきたい。

そんな事を感じている私です。

 

 

今後ともみっぺを

よろしくお願いしますね〜ラブラブ

 

 

どこでもドア〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「好き」を大切にしよう。

あなたの「好き」は

最高の宝物だから。

 

 

いつもありがとう

みっぺでした🌻

 

 

 

 

 

 

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