ミユさんが既に素晴らしい記事をアップして、なんだかすごい事になっていますが!
私、だいぶ時差。
でも残しておきます、大事な思い出!
ドリフェスの帰り道は、ずっとこの話。
終電近くまで熱くデニーズで語ったのは、ずっとこの話。
翌日もミユさんと会って、ずっとこの話。
神様ってこういう人のこと。
カリスマってこういう存在のこと。
しっかりこの目で見ました。
ホンモノを。
これから書くので未知ですが、今から分かります。
長文です。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
『「えーっくす!!」やりたいねー!』
私たちもエイト目当てとは言え、Xを観れる機会なんてなかなか無いし、楽しみにしていました。
出演前にステージのセッティングが始まって。
あきらかに、今までと違うスタッフの人数。
ドリフェス側のスタッフだけじゃなく、Xのスタッフなんだろうなー…と察した理由は、やたらガタイがいい日本人じゃないスタッフいっぱい出てきたから。
椎名林檎が終わって30分ぐらいセッティングの時間がありましたが、飽きる事なくステージ観察。
準備だけで十分感じる「大トリ」。
そして「大トリ」を迎えるにあたって徐々に上がる会場の熱。
会場客席、私が居る席の逆サイドスタンド端から
「We areーーー!!!!!」
と、一人の叫び声。
それに続いて
\ X!!/
客席に散らばるXファンのレスポンス。
「We areーーー!!!!!」
\ X!!/
ファン同士のC&Rが始まりました。
いや、私の知ってる可愛いコールではない、「叫び」にも近いような。
「We areーーー!!!!!」と牽引している方は間違いなく、喉潰す勢い。
だってマイク無しで会場の端まで響いてるんだから。
しばらくするとコールが終わるのですが、その度に客席から拍手。
拍手が終わると、また別の席から、別の声で
「We areーーー!!!!!」
と叫びが聞こえ、再び始まる
\ X!!/
牽引する方が決まっているのか、自発的に言ったもん勝ちなのかは分かりませんが、男性だったり女性だったり、拍手と共に次々繋がれていくコール。
これがステージセット中にずっと続いていて、待っているファンはコールだけじゃなく胸元で手をクロスしてXポーズ。
サイリウム2本をクロスさせている人もいれば、手だけの人もいましたが、もはやドリフェス出演の大トリ前。というよりは、Xのコンサートに来たかのような雰囲気。
ステージセットが整い、会場暗転。
スクリーンに映像が流れ、音楽も流れ、会場底から響く歓声。
XJAPAN、まだ登場していないんですけど、よく耳にする「コンサートってみんなでつくるもの」の最高の形を、始まる前からあちらのファンの方に見せつけられた気がしました。
他グループのファンも多い中、Xファンのコールによって、ただのジャニオタの私でさえ
なんかすごいもん出てくる…
すごいもん見せられる気がする…
気持ち高まらせてくれたのは、XJAPANのファン。
音楽が爆音で流れる中、会場のXファンはXポーズのまま、見つめる先はステージ中央。
何かのミサに来たかのような不思議な光景と、もうみんなXファンなんじゃないかぐらいの会場の熱に私は全身とり肌でした。
そして大歓声の中、YOSHIKIさん登場。
YOSHIKIって言ってました、観る前までは。
でも「さん」です。
私呼び捨てとか、もう出来ない。
今は「YOSHIKIさん」、または「神様」です。
この登場した場面が忘れられない。
ドラムの後ろから登場し、静かに台に立っているだけ。
そのYOSHIKIさんにピンスポットがあたり、客席ファンのXポーズが胸元から、高らかに上げられていくこの光景。
沢山のXポーズの向こう側に佇むYOSHIKIさんの神々しさ。
興奮というよりは、拝みたくなる衝動。
100ぱー空気にのまれました。
詳しいレポ等は、他をあたっていただければと思いますが、私が印象的だったのは最初のMC。
ドリフェス出演のアーティスト名を順番にあげ、客席に向かって
「みなさんの好きなアーティストを…これからもずっと…応援してあげてください。」
自分達グループも色々あったけど、待っていたファンが支えてくれたという内容を言葉につまりながらも話し、その口調はとても優しくて。
XJAPANのステージはまだ始まったばかり。
XJAPANよろしく!ではなく、自分達の応援しているグループを応援し続けてほしいと他ファンに向けて放ったこの言葉の深さ。
涙こらえて話すその言葉の背景全てはもちろん分かりませんが、私が抱いていたXJAPANの薄っぺらいイメージが、良い意味で全て壊れた瞬間でもありました。
披露された中で、私が知ってる曲は「紅」「Forever Love」「X」ぐらいでしたが、YOSHIKIさんの演奏は、とにかくケタ違い。
え?なになにこの音!ドラム何人もいる?え?
双眼鏡構える程、聴こえる音が多くて。
一度ドラムを双眼鏡で見たら、目が離せない。
見た事が無い高い位置にシンバルついてるし、バスドラムも透明だからペダル踏んでるタイミングも見えるのですが、両手両足それぞれ違うタイミングで、かなり高速で動いているのに、激しいだけじゃなくて美しい!
ど、どどどどうなってんの???!!!!
じっくり見てもよく分からなかった・・・・・・・
もしかして手、2本じゃないのかもしれない。
手じゃなくて、もしかして羽なのかもしれない。
どんな練習したらあの域に達するのか分かりませんが、体が壊れそうな勢いなのに、神秘的で美しい演奏。
あんなの初めて見ました。
生ってすごい!!
ドラムさばきに感動しただけじゃなくて、人柄も。
全ての演奏終わったら、客席にXポーズして。とジェスチャーでおねだりして、それ背景にiPhoneで自撮り。右向いたり、左向いたり、何枚も何枚も楽しそうに自撮り。笑
他のメンバーがハケようとしていた所を追いかけてTOSHIさんおんぶして戻ってくるとか。
おんぶしたまま花道てけてけてけてけ、YOSHIKIさんめっちゃ笑顔。
こんな可愛い人だったんだ!と新発見です。
こわい。
ギャップこわい。
今回、初めてXJAPANを見て、演奏も歌も胸に刺さりましたが、こんなにも感動したのは目や耳に届くものだけじゃなくて、なんだろう…あの空気はなんなんだろう…(迷子)
私の貧祖な語彙力では表現できないもどかしさがありますが・・・
私、世代的にはXJAPANが髪の毛天に向かって生えてる時代から見ていて、ビジュアル系で過激な演奏。メディアで流れる程度のグループのアレコレも知ってはいたので、次から次へと、大変なグループだなー・・・と、その程度のイメージでした。
音楽的なジャンルも好みではないし、人間性まではよく知らないし、知ろうともしていないし。
偏見や先入観もたっぷりあったと思います。
観る前までは。
それが、たった1時間程度のステージで「XJAPANは神様だ」に変わるほど。
きっと魅せる為の勉強とか練習量とか、そんなものだけじゃなくて、「色々あった」と語られる全ての事が、歌だったり演奏に乗っかってるからこそ放たれる何か…なのかな…と。
わかりませんけども。
とにかく。
私はアイドルを応援していて、ジャニーズというだけで偏見持ってほしくないと思いながら、他ジャンルに対して偏見を持っていた事に気付き、恥ずかしい!
実際に見ないと分からない事ってまだまだあるんですね…。
途中、演奏中にも泣いていたYOSHIKIさん。
映像では昔の映像も曲と共に流れたりして、目の前のXファンの方やあちらこちらで皆さん泣いていました。
そしてこのエイター1名も、もれなく号泣。
最高でした!XJAPAN!
最後に。
感じてみろ~♪ えーくす!!(乂Д´)
叫んでみろ~♪ えーくす!!(乂Д´)
これも楽しかったーーー!!!
会場の一体感すごかった!
みんな飛んでた!
大合唱してる曲も、一緒に歌いたかったのに、歌詞!歌詞が分からない!!涙
聞いた事があるのに・・・・予習していけばよかった!無念。
またどこかで観れる機会があればいいな・・・・という欲を抱えて、これからもひっそり応援します。
ういあー!えーくす!!(乂Д´)
おしまい。