丸ちゃん穂の国豊橋ハーフマラソンを走ってきた、の巻 | ゴルフ、とか

1週間前からずっと雨予報変わらずで
シャワーランの気満々。
所が前日になって突然曇り予報に変わり
こりゃラッキー!と
近い未来の予報に微塵も疑いを持たなかったあの日の自分に言いたい。
良純を信じて良いのかと←



諦めていたのに前日に期待持たせるなんざ
寝た子を起こすようなマネしやがって…

良純ぃーーー!ムキー
※気象予報士(石原良純)の責任ではありません


という訳で人生二度目のマラソン大会は

雨の中での参加となった昨日。

いやね、雨の中走るのは別にいいのよ。

そこまで寒くないし。

でもね、走り終わってから

濡れた髪のまま電車に乗るのかとか

帰りを思うと憂鬱よね。

ま、それは皆んな同じだし頑張るか!



で、当日、朝起きてボチボチ準備。

マラソン大会は人生二度目なのでね、

ゼッケンに関してはお手のものよね。

背中と胸とそれぞれあるって

余裕で知っているんだから

前回、余裕で逆に付けてた凝視


ちなみに今回、

背面は各自が書いて完成させる

意気込みゼッケンなるもので

気合十分!自分に厳しい

意気込み日本代表の丸ちゃんの意気込みや!

人生は都合良くがモットーです凝視

自分に甘々



で、今回の遊び場は

名古屋駅から1時間の豊橋市


前回、名古屋で魂の走りを見せた

鈴木亜由子はんを育てた地。

この似顔絵、ソックリだよねニコニコカワエエ



1時間なんて近いけれど

ゆったりのんびり行きたいので

キヨブタダイブの

ファーストクラスで行ってやったぜ。

450円真顔




豊橋駅からは路面電車で移動なんだけれど

ホームに入りきれない人人人で

3つパスして4便目でやっと乗車。

結果予定より到着遅くなって

参加賞のTシャツ受け取って

着替えて荷物預けて

恐ろしい列を成すトイレにソワソワしながら

なんとか時間前にスタートブロックへ。

Dブロックの先頭には入れた。

先頭…



Dの先頭と言ってもですね、



ABCさん達の後ろでかなーり後方。

それでもEやFに比べたら

トラック内からスタートできるだけでも

ありがたい訳で。



で、ようやくスタート地点でホッと一息。

んが!周りを見て

とんでもない忘れ物に気づく…

アームウォーマーとグローブ

つけ忘れたゲローゲローゲローゲローゲローゲロー

なんたる不覚。


コイツのせいで

着替えてすぐにレインコート着たから

すっかり忘れていたよジーザス。

ウェアはノースリーブに短パン…

カッパ脱いだら常夏よコンニチハ、ですよ。

レインコート着たまま走るしかないチーン



ランナー玄人よろしく事前に準備してたのに

所詮はただの素人でした、ドンマイ凝視



そんなこんなでブルブル震えていたら

知らん間にスタートの号砲があったらしく

人混みが歩き始める。

スタートしたのに走れないし

スタート地点まで辿り着かないしで

真横で手を振っている

アイドル撮る余裕すらありました

誰か知らんけど撮る凝視



ももいろクローバーZというグループらしく

そのうちの1人が走るとな。

沿道が紫色のファンで溢れていて

その子のイメージカラーが🟣だと知る。



タラタラ歩きながらようやくスタート地点過ぎるも全然走れず。
詰まりながら道路に出て
ようやく走り始める。
けれど、道路はクソ狭いし
人がギューギューで前に出れず
全然ペース上げてけない。
そんな中、アホ面の男どもが
後ろから人押しのけて前に出て来るから
危ない危ない。
後ろから蹴り入れてやろうか思た。
3km辺りで一瞬、良いペースの集団に入れて助かったと思うもすぐに渋滞、
ひとまず最初の5kmまでが
すっっっげーストレスだった。


レインコート邪魔だし
でも寒いし
アホ面の男は次から次へと湧いてくるし
5km過ぎても人混み切れないし
豊橋キライだーーー
とテンションダダ下がり。
このテンションで後15km走るのは苦行、
なんとか気持ち立て直さねば。
どーする?
どーする?
どーする?



と、その時、少し前方に
良いリズムと良いペースで
フォームも綺麗なランナーが目に入る。
シューズはオン、
ウェアはパタゴニア、
うん、私、この人、絶対好き♡
と思った瞬間彼にロックオン。



頑張って追いついて真後ろについて
少しペースを見る。

タンタンタンタンと一定のリズム。
5′10〜5′15辺りで
10より早まっても絶対15は超えない。
うむ、お主、気に入った、
近う寄れ←


7km地点から
オンパタゴニアキャブに乗車。




腰が高くてフォームがマジ綺麗、
リズムが一定で
後ろに付いていてすげー心地良い。
んで、人を抜く時も
スペースある方から行くか待つか、
だからって後ろから煽らない。
給水は同じリズムで走りながらも
キチンとゴミ箱に紙コップ入れるし
当たり前の事を当たり前にできる人、
もーめちゃくちゃマナー良い!
男ランナー、アホばかりじゃないんだ←

水たまりとかぬかるみとかも
少し前から安全ルートで避けてくれるし
私の為にね凝視

もーね、彼の後ろ、
めちゃくちゃ走りやすい。
景色なんて見ずに彼の背中だけ見て、
良いリズムを刻む事だけに集中できた。

走りながら給水する彼と違い
私は立ち止まって給水するから
※素人の給水は立ち止まるべし、とは友の教え
少し離れる瞬間があるけれど
その都度必死で追いかけて
彼の後部座席は死守。
なんびとたりとも
この席は譲らぬ!!!!


もちろん、
勝手に後部座席に乗ったから
申し訳ないとは思ったのよ。
だからできるだけ足音たてず呼吸も静かに
ついて行ったのよ。
ただね、沿道には大声で
>ありがとー!
>イェーイ!
>元気ちょーだい!
と私はいちいち答えていたからね。
うるせー同じ奴がずっと後ろおるって
なんとなく気づいていたでしょうね真顔



常に同じリズムで同じペース、

ラストは上げていく事を容易に想像させる彼のその余裕ある走り。

この背中を信じて付いて行く。勝手に。


ラストに向けて

いつ上げるか

そろそろ上げるか

ついに上げるか

もう上げるか

つか、落ちとるやんゲロー



ついに17km手前で5′30近くまで落ちる。

よく見ると少し呼吸が乱れてきている。

オンパタゴニアキャブ、

ここからまた上がるのか?

私、このまま乗っていて大丈夫?

どうする?

どうする?

どうする?



と、ここで

このハーフマラソン参加の目的を思い出す。

前回マラソンの忘れ物取りにきたんじゃん、

楽な楽しいだけの走りでどーすんのさ!




17km過ぎた地点で

オンパタゴニアキャブを降りる事を決意。

実に11kmに渡ったドライブ、

心地良くて楽しかったわ。

あの日あの時あの場所で

君に会えなかったらと

ついに豊橋ラブストーリー最終回。

気持ちはまさに鈴木保奈美。

涙涙涙ですよ、ここは。


カーンチ!

ほな!



とアッサリ抜かし去る凝視

東京では保奈美がフラれたが

豊橋では丸美がフリました。


いや、でも本当彼には大感謝。

顔は知らんが

後ろ姿は超超超イケメン、

オンにパタゴニアというセンスも好き。

これでシューズがアシックスなら

絶対付いて行ってなかったよ泣き笑い




いよいよゴールに向けて。

ペーサー不在のラスト3kmは

まぁまぁしんどかった。

頑張ってペース上げているのに

どんどん追い越されていく。

皆んなペース上げてるなーと思うも

いや、違う。

わしの体感とペースがズレてるやんゲロー

身体は全然元気なのに

脚が思うほど上がっていないんだ。

マジかーーー

元気なのにーーー

目標に届かず…



公式タイム見ると

ネットは1時間52分台。

グロス見たら3分程ロスがあった模様。




ゴール後、急いで荷物受け取って

更衣室の武道場で着替える。

参加賞の名ばかりBEAMSのTシャツ

ヤマサのプロテインちくわ

エイドで貰ったブラックサンダー


んで家から持ってきたアミノ酸と

真っ黒黒助でエネルギー補給バナナ



ラン中お世話になった

100均レインコート着て駅まで戻って

すぐに名鉄電車に乗る。

その際、今回の裏ミッションを無事完遂

ブラックサンダーあん巻きゲット

←裏ミッション


これねー、ずっと食べたかったの!

豊橋にしか売っていなくて

近くて遠かったあん巻き。

超嬉しい。


早速食べる。

ちなみに帰りもキヨブタダイブチケット。

450円真顔

まさかの中身はまんまブラックサンダー真顔


え?そんな安易なの?

ある意味意表つかれたけれど

なんだろ、めちゃ美味しいわ。

モチモチの皮と

カチカチのブラックサンダーの

緩急さが良い塩梅。

この安直ながらの意外性が

とてもとても良く合っていた。

また食べたい!

でも高い!

ファーストクラス乗客でも高い!




そんなこんな人生二度目のハーフマラソン、

前回の忘れ物を持って帰れず。

追い込めなかった、

辛い時間が一瞬しかなかった、

結局、マラソンの醍醐味である

苦しい事を知らないまま終わってしまった。


ただ一つ分かったよ。

苦しい練習していないと

苦しい所まで自分を持っていけない、って。

苦しいのリミットを知らずして

苦しめない。


またいつかソレを取りに行かねば。

ニンニン


まる◯