朝が来ました。
痛みで何度も目を覚ましながらでしたが、それでも寝られていたんでしょうね。
発熱とお腹の痛み以外には特に吐き気などもなく、朝を迎えました。
そういえば、夜中に看護師さんから「点滴の落ちが悪いので点滴の場所を変えます」と言われ、何箇所かチャレンジしたのち、今度は右手の甲に点滴がつきました。
そんなこともあったのに、いっぱい寝たので元気、な気がします
夜の間は硬膜外麻酔のスイッチを、1度も押しませんでした。
継続的に麻酔が入ると聞いていたのと、ほかの方の闘病ブログで、硬膜外麻酔が身体に合わず、スイッチを押したら吐き気が来たという方もいらっしゃいましたので、それにビビって押せませんでした
痛みは相変わらずですが、朝ごはんがやって来ました
重湯とお吸物を飲みました。
汁&汁です
楽しくないです
食後には便を出しやすくするためのお薬も飲みます。
採血もしました。
看護師さんがやって来て、午前中におしっこの管を抜きましょう、と。
ええーっこんなに早く抜けるの
嬉しい誤算です
でも、その後数時間以内にトイレで出た尿を計測し、100ccに満たない場合は再度管を入れると言われました。
絶対に出す
でも元々頻尿気味なので、気合いは充分だけど自信はない…
そうこうしているうちに何となく尿意が。
でもしばし待ちます。
少しでも溜めたい(笑)
結局管を外してから1時間もしないうちに紙コップ持ってトイレへ。
やりましたよ
余裕で出ました
はぁ〜、ひと安心
午前中は熱が38℃台をウロウロ。
昼前に先生やってきて、「採決の結果、まだ貧血が出てたので、午後から自己血の輸血をしましょう」と。
400cc×2パック。
残ってる分全部戻すそうです。
今、血の量的には間に合っているのに、そんなに入れたら溢れるんちゃう?とか思うのは素人だからでしょうね
なんか、鼻血出そうじゃないですか?(笑)
で、午後からはまたまた左手の甲に点滴より太めのチューブを挿して、4時間かけて輸血です。
付き添ってくれている両親も「採るのはすぐなのに、戻すのは4時間もかかるのね〜」とびっくりしてました。
今日は両親が田舎へ帰る日なので、あわよくばエレベーターホールあたりまで見送ろうと思っていましたが、輸血中なので、残念ながらベッドで見送りました。
わざわざ仕事も休んで、高速バスで片道3時間かけて来てくれた両親に本当に感謝です
実は、父も昨年の夏、早期の肺がんが見つかり、手術しました。
幸い転移もなく、今は定期的に検診を受けていますが、問題ないようです
身近にとてもポジティブなガンの先輩がいるんです。
この父の存在が、今回、ガン宣告を受けた私にどれだけ希望の光となってくれたかは計り知れません
そして、母は内臓には問題ありませんが、腰と膝の数回の手術を経験し、現在も杖をついて歩いています。
長期入院のエキスパートの母からは入院生活のアドバイスもたくさんもらいました
そんな両親が、術前から術後まで病院の近くのホテルに泊まり、2泊3日もそばにいてくれたことは、本当にありがたく、心強かったです
両親が帰ったあと、ウトウトしながら輸血。
いつの間にか輸血のパックも点滴のパックも空っぽです。
看護師さんがやってきて、輸血側に「最後にこれを…」と小さいパックの透明の点滴をセットします。
が
入り始めると痛い
しばらく調整したりしてましたが、どうやら点滴が漏れてるようで、その点滴は中止してチューブを抜くことになりました。
同時に左手の輸血のチューブも抜いてくれました。
点滴終了〜
手が自由になった
両手の甲に点滴のチューブってのは結構うっとうしかったので、本当にスッキリです。
いくらビニール(?)の針でも何となく痛いですしね
その後の検温で熱が38.9℃まで上がっていました。
輸血したあとに熱が高くなることは、まあまああるそうです。
ロキソプロフェンを処方していただきましたが、その夜は朝まで38℃代の熱が続きましたが、苦しいという感じはなかったです。
ただ、暑い
暑くて暑くて、汗をびっしょりかき、そのおかげもあり朝方には36.6℃まで熱も下がりました。