久しぶりにキッチンカー関連の問い合わせが来たゾ  まるみ自動車・春日部 | まるみ自動車のブログ

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定休日明けの本日、木曜日。

今日は風が強くて寒いです(´・ω・)

 

午後に1台入庫です。

先日オーダー頂いた納車待ちと並べてみた。

左・納車待ち   右・今日入庫の在庫用

 

兄弟ですな(笑)

 

最近このミントブルー系が人気のようです。

もう一台納車待ちのワーゲンバス仕様も

同じ色だったりする。

 

来週中ごろに掲載出来るかなぁ・・・

2月のスケジュールも結構詰まってます。

時間出来るか疑問(V)o¥o(V)

 

 

 

 

で、今日ね。 久しぶりにお問合せ頂いたのよ。

「手持ちのキッチンカーをワーゲンバス顏にしたい」と。

 

以前も書いてますけど、基本持ち込みの改造は承っておりません。忙しすぎで無理なのヨ。 ごめんね。

 

キッチンカーの在庫もありません。

提供する料理や用途によってキッチンカーは千差万別。

ゆえに在庫で置いてもちょっと難しいんだよね。

 

 

因みにですけど、自宅(や既存店舗)で調理したモノを販売するのであればそんな大がかりなキッチンカー無くても出来ます。

許可関連は地元の保健所に聞いて下さいね。当店に聞かれてもワカランよ(営業する各市町村で許可内容が異なるので)

 

 

逆に火を使って調理するのであれば、エブリイ(等の箱バン)ではダメです。

最低でも軽トラベースのガチで作ってあるキッチンカー(出来れば1.5トン以上のトラックベース)が必要です。プロパン積んでガス台一択ね。

 

 

電熱は無理よ。お祭りとかの屋台だって発電機使うでしょ?

車だと電気借りられるところでコードリールが基本。

サブバッテリーでの熱源は無理。 

電子レンジも無理です(使えても10分で限界)

 

キャンプや遊びで使うのと、仕事で使うのは違うからね。

コアタイムの2時間くらい、ガッチリフル稼働するのはキャンプではありえないシチュエーションですから。

 

 

 

 

 

何か思うんだけどさぁ~・・・(出た)

 

昔のアメリカであったゴールドラッシュ。一番儲かった人知ってますよね?

金の採掘者じゃないですよ。 

バケツとスコップ売った商人が一番儲かった話は有名ですよね。

金が採れても採れなくても関係無し。 

人さえいればバケツとスコップはバンバン売れるんですから。

 

 

 

ここ最近のキッチンカー、どうもバケツとスコップ見えて仕方ないんですよねぇ(ああ、今日も言っちゃったよ・・・)

 

もう飽和状態だと思うんです、キッチンカー。

FC加盟してもFC料払うだけに見えて仕方ない。

そんなことは無い!と言いたいですが・・・。

 

 

実態としてどうなんでしょう?

既存店舗をやっているお店がコロナで来店減少、でキッチンカーで移動販売。打って出る。 これは理解出来ます。

 

ぶっちゃけ既存の飲食店は休業補償もそうですが、「こういう事やります!」と申請すれば多額の補助金が出たのは皆さんご存じかと。(そのお金でキッチンカー買った人も多い)

 

 

 

新規で脱サラしてFC加盟して借金背負って。

で、既に飽和状態の市場で新規で(いまさら)戦える気がしないんですよ。

 

結果として、何だか高いキッチンカーとFC加盟のローンだけ残るという。

 

美味しくて安くて売れちゃうお弁当なら手引きリヤカーでノボリ旗立てても売れるのでは・・・? 違うの?

どうしてもワーゲンバス風の車、必要なんでしょうか?

今日問合せ頂いたお客さんも、どうしてもワーゲンバス顏じゃないと営業出来ないんでしょうか? 

絶対そんな事ないと思うけど。

 

リヤカーまで行かなくても、ノーマルエブリイでも出来ますよね?? 

 

 

 

これからキッチンカーで商売する場合の話ですけど。

 

今更ですが「完全なレッドオーシャン」で「新規」で戦う訳です。まして、コロナは制度的に終息へ向けて動いていますので(2類→5類へ引き下げ)昔のように店舗へ食べに行く人が増えればキッチンカー市場は完全な逆風。 

 

「相当な戦力」が無ければ敗戦濃厚です。

 

キッチンカーを買うのがゴールの人も居るんですよねぇ

ゴールは独立開業でもキッチンカー購入でもないです。

お弁当売る事でもないんですよ(それは手段。目的ではない)

 

ゴールはきちんと利益を上げて自分が生活できる事です。

それですらゴールではないかもしれませんが、ソコは最低限。

 

 

 

あとねぇ~・・・(まだ言っちゃうの?)

既存店舗は無しで、キッチンカー1本でやってる人達。

 

めっちゃ儲かってる人見たこと無いんですよ。

サラリーマンと変わらないか、それ以下ってパターンがほとんどに見えて仕方ない。

1年以内に廃業も2~3割は居るのでは。

 

 

リアルな話、廃業せず生き残ったほとんどの人たちは年収300~500万円くらいのイメージ。

 

極々一部、

①商品が強い(個性的・美味しい・利益率が高い)

※安いから売れる、では無い 薄利多売は無理

②既存店舗との融合でロスが少ない

※昼だけキッチンカー、夜は実店舗営業など

③絶対的に、場所に恵まれている

※例)北春日部駅前VS新宿駅前   勝負あり

 

こんなケースでは年収1000万円超オーナーも散見されますが、多分全体の2~3%ではないでしょうか・・・。

 

 

場所とタイミング、お間違えなく。

 

究極、言ってしまえば、味や値段なんてどうでもいいんです。

(うわぁ・・・自分でも書いてて引くわぁ~・・・)

 

腹をすかせた群衆がいれば売れて儲かります。

どんなに良い品物でもお客さんが居なければ売れません。

生々しい話ではありますがコレが現実なのです。

 

キッチンカーで独立お考えの方、腹をすかせた群衆は見えていますか? 自分ではないですよ。ボールはお客さん側にしかないのです。

 

 

 

キッチンカーに限らず、自分が知っている「成功している社長さん」は皆さん同じことしか言いません

・場所とタイミングがよかった

・たまたま運が良かった

 

自分がこうだから上手くいった、と言う社長はには会った事がありません。 

 

この料理なら売れる、この値段なら売れる。

ワーゲンバス顏にしたら売れる。

どうでしょう? 正解は・・・

 

 

開業される方、健闘を祈ります。

なんのブログだ、コレ???

 

よく問い合わせの来る現場からは以上です(`・ω・´)ゞ