入院→前処置 | けまる日記

けまる日記

2013年流産後、3月に臨床的侵入奇胎と診断、抗がん剤治療開始。最終的にセカンドオピニオンで間質部妊娠と診断後経過観察へ。

2015年3月待望の妊娠!

愛くるしい息子は6歳でアスペルガー&ADHDと診断。

試行錯誤しながら小学校生活を送っています。

2月4日。

披露宴準備もそこそこに
入院準備をして14:00、入院手続きをする。
オット殿は2月9日の披露宴前日に
荷物搬入で会社を休むこともあり
今回は母親が付き添ってくれました。

個室にするか大部屋にするか迷ったけれど
赤ちゃんがいる部屋になってしまうかもしれないとのことで
まだ気持ち的に悲しみから立ち直れていなかった私は
個室にすることにしました。
1日13,000円。。。たっかーい!!
1日のうち数時間でも使用すると
満額払わなきゃいけないっていうのがね~

でも個室にしておいて正解だなと後々思うことになるのです。

案内された部屋はそこそこ広めで
部屋にトイレとユニットシャワー的なものあって
洗面台もあって、大きな冷蔵庫・冷凍庫も完備。
ソファもあって、さすが13,000円っていう部屋。


早速パジャマに着替えて
手術前の前処置に呼ばれるのを待ちます。
前処置というのは”ラミナリア”という器具を挿入することで
流産手術(私は、そうは手術という子宮内を掻き出す手術を受けた)を
しやすいように、子宮口を広げるためのものだそうです。

このまま部屋にいても呼ばれるまで暇なので
売店に行ってみました。
夜に飲む為のお水を買って部屋に戻る途中
節々がなんとなく痛むことに気づく。
これ、熱出るかも~
インフルエンザじゃないよね!?
もしそうなら披露宴どころの騒ぎじゃないよね!?
なんて母親と話ながら部屋に戻り、
体温計で熱をはかってみると37.8度。

ん~~~~平熱が低い私からしたら超高熱。
でも予防接種してるし、大丈夫かなぁと思いつつ
看護婦さんに報告。
『入院前から風邪の症状ってありました?』と聞かれたけど
まったくない!!!
むしろ喉が痛いと言っていたのはオット殿だったし。
そのことを告げると
『もう少し様子をみて、急激にあがるようなら言って下さい』
と言われました。
この程度では解熱剤とかいらないってこと~??


母親と雑談していたら、前処置に呼ばれました。
診察台にあがると、若くて小柄な女医さんが入ってきました。
この人が後々の主治医、S先生。

『熱があるみたいですけど、インフルエンザの症状ではなさそうなので
 このまま前処置と手術を進めることにしますね~』

とのこと。
インフルエンザの検査とかされてないけど
インフルエンザじゃないってわかるもんなの~?と疑問に思いつつ
インフルエンザと診断される方が怖かったので
黙って頷いた。

『これから器具を入れます。
 痛みがありますので、1,2,3と言ったら
 息を止めて頑張ってください!』

と言われるのと同時に看護婦さんに足を押さえつけられる。

『1、2、3!』
「い、いたーーーーーーーーーーーーーぁーーーーーい!!!!!!」

思わず叫びに近い声を出してしまうほど
本当に本当に激痛だった。。。
こんなに痛いんだから麻酔してくれればいいのにって位。
後々調べたら局所麻酔する病院もあるみたいだね。

あまりに痛くて処置の後
先生が何か言ってた気もするけど全然覚えてない。
ふらふらになって処置室を出て扉をしめた途端に
急激な吐き気に襲われた><

でもここは廊下…
慌てて個室に駆け込んでトイレへ直行!
そのまま何度か吐いてしまったよ。。。

部屋で待っていた母親が心配そうにしてた。
ナースコールで看護婦さんを呼ぶ。
『急激な痛みに身体がびっくりしちゃったのかもね。』
って言われました。
処置されてすぐだったし、本当に本当に激痛だったから納得。。。
あまりに痛いと吐き気をもよおすって本当なんだなと実感。
でも本当に熱とは関係ないの?とまだちょっと疑問。


下腹部に鈍痛を感じながら横になって母親と話をする。
18時ごろになって、母親が心配そうに帰宅。
その後、急に鈍痛もなくなり、いきなり元気復活!
人間、慣れるものですね。。。

出してもらった病院食はそこそこおいしかった。
すき焼き風のおかずとご飯と白菜のおしんこ。
お味噌汁もあったかなぁ?
この病院は食事を看護婦さんが配ってくれて
看護婦さんがまた下げにきてくれる。
ずーっと前に入院した別の病院では
自分でとりにいって、自分でさげてたからビックリした。
至れり尽くせり~~~


ご飯も終わって、即披露宴準備にとりかかる。
私にのんびりできる時間はないのだ~~
最後の最後に残しておこうと思ってた花嫁の手紙。
身動きがとれない今夜
下書きを終えてしまうつもりで書き始めました。

書き始めたらまぁ~~涙出る涙出る。。。
今夜は特に流産手術前なこともあって
感傷的になっているせいもあるのか、大泣き。
途中様子を見にきた看護婦さん
何も言わなかったけど、私、泣くと目と鼻が真っ赤になるから
泣いてたってバレバレだったろうなぁ。
でもまさか花嫁の手紙を書いて泣いてたとは思ってないかなw

下書き的なものもようやく終わって
ひとりぼっちの部屋で小さく声に出して読む練習までしたよ。
本番まであと5日だもんね。
明日の手術のことを考えない為にも
ずっと披露宴のことを考えながら、眠りにつきました。。。