9月14日の山行
駐車場 0430
(休憩15分)
分岐 0825
(休憩30分)
山頂 1020
(休憩15分)
分岐 1150
(休憩10分)
駐車場 1420
ネット
登り 5時間15分
下り 3時間35分
胃腸の不調から復帰して、久しぶりの本格登山である。
久しぶりの3000m峰だ。
7月に富士山に行ったが、あれとは違う。
久しぶりの3000m峰を、山小屋装備で、日帰りで、ちゃんと登頂して戻ってきたのだから。
私はこの夏2回も山小屋泊を断念している。
行きたくて行きたくて仕方なかった山域だったのに。
私は19日から23日まで休みをとり、再び山小屋泊を目指した。
しかし私の体調が良くなったのは9月に入ってからで、
約2ヶ月間重い荷物をかついで歩いていないのだ。
9月に入り、里山歩きでも山小屋泊程度の荷物を背負って歩いていた。
よろよろ歩く私を不審がる人もいた。
それでも、ずっと荷物を重くして歩いてきた。
と言っても里山レベル、2時間程度の話だ。
私が行きたい山域で重い荷物を背負いながら8時間以上歩くことは出来るのだろうか。
実はこの日、私が行きたい北アルプスの山へ予行演習に行く予定だった。
日帰りでどこまで行けるか試してみたかった。
しかし来週北アルプスの天気はほぼ絶望的となり、私は第2候補しか選択の余地がなくなった。
なので別の3000m峰で修業をすることにした。
3000mにこだわるには理由がある。
私は高山病にかかりやすいのだ。
高山病対策と耐荷訓練のための山歩きとなった。
いつものように私はむやみに早く家をでて、4時10分頃には駐車場に着いてしまった。
車は4台位あったが(マイナーな登山口)一台には人が乗っている様子だった。
今は日の出が遅くなり5時半頃。
どうしようかなーと思いながら準備を始め、
まだ4時半だったが出発することにした。
ここは5回目で、1度は同じように暗い中出発しているので特に怖くはなかった。
ハンドライトを照らしながら歩く。
(ヘッデンよりハンドライトの方が好き。もちろんヘッデンはある)
ここは途中までなだらかな方だが、とにかく歩きにくい。
段差が大きくうんざりする。
それでも登りはいいのだが、下りは転びやすく要注意だ。(5回は滑った)
さて、うんざりするような森を約3時間程歩くと尾根に出る。
しかし今日は展望がいまいちだった。
尾根も途中まではまあまあだが、主要稜線に近づくにつれて急勾配となる。
約2600mを超えた辺りか。
私は前回来たときもこの辺りから歩いては止まりぜえぜえはあはあを繰り返した。
そんな私を70歳位の年配者が追い抜いていった。
その人は今にも止まりそうな遅さだったが、決して歩を止めることはせず私を抜いていったのだ。
私はそのとき、急になったら(標高高くなったら)いつもの1.5倍位のペースにして、
息が上がるような歩き方をやめればいいのだと分かった。
私は今回その人の真似をして歩いてみた。
すると前回何度も足を止めたところをゆっくりだが淡々と歩き進めることが出来た。
こうして私は2800mの主要稜線に出たのである。
この荷物でこのペースはまあまあだと思った。
そして久しぶりの蓬莱山(仮称)を目指す。
蓬莱山は別のルートから数年前歩いたことがあった。
そのときは今よりだいぶ若かったから、馬力だけで歩けた気がする。
何年も経っているのでどんな道かほとんど忘れていたが、
かなりアップダウンのある岩場が続いた。
しかし私はそんなに岩場は苦手ではないのでここは苦に感じなかった。
さて山頂まで後30分のところに来た。
結構な数の人が見える。
私は歩きながらこんなに急だったのかとびっくりした。
ずっと鎖等がある。
岩場はペースを落とすのが難しいので息があがってしまい、いつものぜえぜえはあはあが始まった。
しかし、私はこんな岩場でもゆっくりゆっくりを心掛けて歩いて行った。
辛い。
だけど分かってるんだ。
その先には山頂があることを。
こうして無事山頂に着き証拠写真を撮って日陰で休んだ。
山頂直下の約30分、私は男性3人と前後したが、この中で私が一番早く登頂出来た。
それはゆっくりを心掛けたからだと思う。
下山。
分岐までアップダウンの連続だがどうだろうか。
異常に疲れた。
この時点で6時間以上歩いているのだから身体にバテは来てるし、
下山という思い込みがあるから登りの岩場でめちゃくちゃばてるのだ。
早く下りたいという思いから足が速くなるのもあると思う。
この区間はゆっくりゆっくりを心掛けてもどうしても先へ進もうとし、
いつもの歩いてはぜえぜえはあはあと休みを繰り返してしまった。
反省材料である。
さて、それでも分岐に到着。
少し休んで下山開始。
ここからはひたすらに下りだ。
ただ悪路なので慎重に降りたい。
今日は2リットル水を持ってきたが、
ぎりぎり持ちそうだったが荷物を減らさないようあえて山小屋で500円のお高いオレンジジュースを買った。
オレンジジュースはめちゃくちゃ旨かったし、高カロリーなのであまり食べずに歩くことが出来た。
(最後に食べたのが9時頃かな)
しかし下山中、あと1時間もかからないところでお腹が空いてしまい、仕方なくパンを食べる。
ちょっと悔しかったが、食べたら結構元気に歩けたのでまあまあ良かったかな。
こうして14時20分に無事下山することが出来た。
私は1度登頂した山は再び登頂したいと考えない方なのだが、今回は訓練の為に登頂した。
今回はバテバテの後の最後の地獄の急登と、なかなかいい訓練が出来たと思う。
また訓練に来よう。
そして山小屋泊装備でそこそこのタイムで歩けたことは自信になった。
(ほぼコースタイムで歩けている。下山は速い方かも)
こうして意気揚々として下山し、電波が通るところでスマホで最新の天気予報を見たら
来週ほぼ絶望的なことを知る。第2候補さえも。
いや、私はめげない。
こうして私は来週の5連休を解消し、別の週でチャレンジすることを画策している。
(というか既にした)
あんなに辛い思いをしたんだから、
山の女神よ、私に微笑んでおくれ。