" 百花 "
監督 川村元気
原作 川村元気
出演 菅田将暉
原田美枝子
長澤まさみ
永瀬正敏 *男
あらすじ、ネタバレ御免
横浜
ピアノを弾く美枝子
1人暮し
ピアノ教室を営んでいる
度々弾き間違える
息子将暉が尋ねる
美枝子は痴呆が進んでいる
将暉の妻まさみは妊娠中
ビンポン玉くらい
将暉とまさみは同じレコード会社勤務
美枝子は半分の花火をまた見たい
半分の花火って何?
美枝子は万引きで捕まる
幻覚を見た
病院で検査
認知症
進行は止められない
美枝子の頭の中は迷路
今と昔を行ったり来たり
*
*
将暉は生まれた時から父親が居なかった
ずっと母とふたり暮らしだったが 小学生の頃
母美枝子は将暉を1人残し突然消えた
将暉は祖母に助けを求めた
美枝子は神戸で男と暮らし1年
1995年1月17日
阪神・淡路大震災
男は行方不明
美枝子は突然将暉が心配になり横浜に帰る
しかしもう将暉は母美枝子に心を開けない
*
*
まさみは産休に入る
美枝子は老人ホームに入る
美枝子はまさみが誰か分からなくなる
まさみは半分の花火を検索
将暉は母美枝子と
湖上花火
美枝子が見たい半分の花火はこれじゃなかった
美枝子は将暉が誰か分からなくなる
まさみ 出産
将暉は実家の荷物を整理
窓から花火が見える
将暉はすっかり忘れていた
建物に隠れた半分だけの花火
諏訪湖花火大会は
信州で1番有名な花火大会
何回か行ったけど
車で行くと大渋滞
電車で行くと駅まで大行列
泊まると宿代は普段の3倍
中々大変です
親子の絆なんか
臍の緒と一緒に切れたと思っていたけど
親は老いたら子に
面倒見てもらうつもりでいるから
厄介
親が呆けるなら
子だって昔を忘れる
おむつを替えてもらった記憶なんか
これっぽっも無い
親は世話した気でいるけど
子は世話になったつもりはない
僕も適当ながら子育てをした
そして 判ったのは
子育ては親の楽しみ
子供は恩を感じる必要はない
ある年が来たら
自立してくれればいい
できれば
孫を抱かしてくれれば
こんな嬉しいことはない
2022年 日本映画 104分
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