" キネマの神様 "
監督 山田洋次
原作 浜田マハ
出演 沢田研二 *老いた将暉
菅田将暉
永野芽郁
リリー・フランキー
北川景子
寺島しのぶ
小林稔侍
宮本信子 *老いた芽郁
あらすじ、ネタバレ御免
2019年
勤務中の円山しのぶに闇金融から電話
しのぶの父将暉の返済が遅れている
円山将暉(78歳)アル中
競馬に夢中
年金全額つぎ込んでまた負けた
将暉の唯一の生き甲斐は博打
だけど その昔
将暉の生き甲斐は映画だった
将暉はその昔 活動屋で
映画には神様が宿ると言っていた
ならば 今こそ その神様に助けて貰う時
将暉は旧友稔侍の映画館“テアトル銀幕”へ
フランキ監督 景子主演の“花筏”がリバイバル上映中
*
*
この松竹映画で将暉は助監督だった
松竹撮影所の映写部には稔侍がいる
稔侍は将暉の最も信頼する友人
稔侍の将来の夢は
映画館“テアトル銀幕”を建てること
稔侍は
松竹撮影所関係者の溜まり場の
食堂ふな喜の跡取り娘芽郁に恋をした
恋文を書く
でも芽郁は将暉が好き
実は将暉も芽郁が好き
円山将暉は脚本を書く
題名は"キネマの神様"
ドライな喜劇
ダイミックなファンタジー
円山将暉の脚本が
将暉の監督で映画化決定
主演は景子
撮影初日
将暉は緊張で下痢
撮影も将暉の下痢で度々中断
アングルに凝りすぎて
ベテランカメラマンと衝突
挙げ句の果てに
セットから落ち怪我
将暉は松竹に辞表を出す
将暉は岡山に帰る
芽郁は将暉を追いかけ結婚
*
*
2019年
稔侍が"キネマの神様"のシナリオをまだ持っていた
将暉の孫勇太が読み感動
2人で手直しコンクールに応募
2020年
権威ある脚本賞の大賞を"キネマの神様"が受賞
コロナ禍で
稔侍の映画館“テアトル銀幕”は休館が決まる
将暉は 最後の上映を見に行き
リバイバル上映の主演の景子に魂を抜かれ
御他界
志村けんが主演の予定だったが
コロナで死んで
沢田研二が代役を務めた
シネマの神様は
魂を抜く らしい
関わらない方がいいかも
志村 なぜ死ぬの
志村の勝手でしょ
さようなら
志村けん
2021年 日本映画 125分
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