" サル "
監督 葉山陽一郎
出演 大森南朋
水川あさみ
古舘寛治
あらすじ、ネタバレ御免
東京都板橋区の駐輪場で女子高生が
サルに襲われ負傷
このサルは
製薬メーカー信栄薬品工業の生物化学研究所で
実験用に飼われていたインド産アカゲザルと判明
2001/08/19 1:28 PM
電車の中でビデオ撮影する栗田佑介
栗田と福家稔 大森南朋 井藤和人 小杉博久 は
医療法人社団 共成診療所へ
医療ボランティアに参加
井藤和人は前にも経験あり4人を誘った
謝礼の相場は1泊2万
今回は その倍貰えるかも
共成診療所 所長 大倉範雄 が治験の説明
今回は動物実験の後に行われる第I相試験
薬の安全性などを明らかにするのが目的
信栄薬品工業 開発本部臨床1課 山瀬学 が説明
本治験薬AKW1127は
アルツハイマー型老年痴呆症の治療薬
入院期間は5泊6日
1日1回の投薬で
様々なデータを採る連続投与試験を実施する
動物実験の副作用として
時に(0.1%〜5%)精子の増加
稀に(0.1%以下)ジャンピングが見られた
共成診療所 管理課課長 岡谷拓実 が契約について確認
契約書に署名して 入院は1週間後
8/26 6:25 PM
入院棟受付
福家稔 大森南朋 井藤和人 小杉博久 栗田佑介 入院
入院棟 4F
2人部屋
福家稔の同室者古舘寛治(38歳)は30分程遅れて入室
古舘寛治は治験の常連
バンド仲間と参加
7:01 PM
食堂で夕食
共成診療所 管理課課長 芳賀義則が確認
明日起床したら採尿するように
11:00 PM
消灯
8/27 7:15 AM
採尿
共成診療所 管理課 水川あさみが確認
投薬前検査
血圧測定
心電図測定
『第1回投薬』
関東扶早大学病院 第1内科医師 男谷浩一
9:00 AM
静脈注射
治験者の1/3〜1/4はプラセボ
9:30 AM 採血
これから1時間おきに採血なので留置針を入れる
『第2回投薬』
8/28 9:08 AM
8/29 1:16 AM
奥の部屋(405号室)で何かあった?
治験者の意識が朦朧?
水川あさみが予想した事態?
朝
405号室の治験者はいなくなる
でも
治験は続行
『第3回投薬』
8/30 8:42 AM
『最終投薬』
夜
501号室で叫ぶ声 暴れる物音
副作用?
8/31 1:15 AM
栗田佑介が暴れる
大森南朋 井藤和人 はプラセボ投薬治験者だった
6日間の治験終了
帰宅途中
小杉博久が殺傷事件を起こす
深夜
福家稔は街を徘徊した後 錯乱状態となり
大手門から東御苑に侵入しようとし左膝を負傷
井藤和人は隠し撮りしていた治験のビデオを
海外の映画祭に出品
作品は高い評価を受け グランプリを受賞
治験者はサル並
金が貰えるだけ
有り難いと思いなさい
人権とか尊厳とか騒ぐから
副作用の治験が行えず
日本での新薬開発は進まない
勿論僕は
そんな実験には参加したくないが
自殺志願者とか
死刑囚とか
国民の為に役立つ実験に参加させて
役立つ死に方をさせたらいい
2003年 日本映画 103分
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