" 狼の王子 "
監督 舛田利雄
出演 高橋英樹
川地民夫
浅丘ルリ子
加藤嘉
藤竜也
あらすじ、ネタバレ御免
昭和二十五年 六月二十五日 北九州若松
朝鮮で戦争勃発
日本で休暇外出中の占領軍人は所属の基地へ帰る
英樹(11歳) 民夫たちに盗みをさせていた黒人兵も帰る
*
悪さを繰り返す英樹少年は
日下組組長日下万蔵に出会い 引き取られる
昭和 26・９・８
日米間でサンフランシスコ平和条約締結
昭和 28・３・５
レーニン死去
昭和 28・７・１
自衛隊発足
昭和三十年六月
英樹(16歳)は昔の盗人仲間民夫に再会
英樹は日下組の若大将
民夫は日下組と敵対する加納組の下っ端
民夫は英樹を敵視
日下万蔵組長が英樹の目の前で刺殺される
英樹が二代目になる
二十歳になるまでは古参藤嘉が後見人
昭和三十一年三月 福岡地方裁判所
被告は万蔵組長殺しの容疑者
英樹は被告の顔を見ている
加納組組長加納も証人台に立つ
のらりくらい
英樹はその場で 容疑者と加納組長を射殺
英樹は少年刑務所に入る
後から入ってきた新人竜也に喧嘩を売られる
日下組はまったくの落ち目
加納組は日の出の勢いだよ〜
竜也は加納組から英樹を殺しに来た
英樹は竜也を半殺し
昭和 32・10・４
ソ連 世界初の人工衛星打ち上げ成功
昭和 33・１・31
米国 人工衛星打ち上げ成功
昭和三十五年
英樹 出所
北九州若松は加納組の天下
今 帰ると命が危ない
取り敢えず 東京へ
先代が世話した島原組の塚田の世話になる
東京は安保闘争の真っ最中
英樹は報道カメラマンルリ子と出会う
昭和 35・６・19
新安保条約発効
二年以上が 過ぎた
英樹はバーの用心棒
クリスマスにルリ子と再会
抱く
大阪最大の生田組が東京進出
島原組が妨害
英樹は民夫と再会
加納組は生田組と組んだ
島原組が邪魔
民夫は英樹に島原組長殺害を依頼
断る
ルリ子と寝てる方がいい
ルリ子と買い物している方がいい
九州から藤嘉後見が来る
日下組万蔵先代の八回忌がもうすぐ
どでかい追善供養と英樹の跡目披露をやりたい
藤嘉は島原組長に協力を頼む
断られる
島原組は生田組と手を握った
加納組 生田組 島原組 三組同盟成立
日下組存続の危機
*
日下組万蔵先代の八回忌追善法要
英樹組長は不在
広い会場に参列者は疎ら
同じ時
加納組がどえらい盆を開いているから
藤嘉後見が１人で殴り込み 御他界
英樹組長は もう島原組の世話にはなれない
東京に居ても命も危ない
島原組の塚田は英樹組長を逃す
英樹組長は北九州に帰る
加納組長 生田組長を射殺
終
狼の王子は野良犬だった
何処の馬の骨とも分からない餓鬼を
後目に選んだのが大失敗
組が潰れる
小国は米国に守って貰わなきゃ
自国だけでは 国を守れない
安保に反対するなら
自国だけで
ロシアと中国と交戦出来るだけの
軍隊を持たないといけない
それも嫌なら
ロシアと中国の侵略を
受け入れるしかない
江戸時代には戻れない
隣国が軍備を拡大した今
呑気に鎖国気分は味わえない
1963年 日本映画 102分
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