" 火の鳥 "
監督 井上梅次
原作 伊藤整
出演 月丘夢路
三橋達也
大坂志郎
仲代達矢
中原早苗
山岡久乃
伊達信
北原三枝
長門裕之
芦川いづみ
あらすじ、ネタバレ御免
劇団バラ座 第27回公演 アントン・チエホフ作 伯父ワーニャ
演出 伊達
夢路急病のため ソーニャ役は代演
夢路は急病じゃなくて
父が死んだショックで無断で休んだ
父は20年前に英国に帰った
夢路に多額の遺産を残した
姉久乃はちっとも悲しそうじゃない
そりゃそうだ
久乃の父じゃないから
久乃には遺産を残さなかった
照明係の志郎さんは時々
夢路の家に遊びに来る
久乃は志郎さんが好き
志郎さんは夢路が好き
夢路に映画主演の話が来る
演出の伊達は反対
夢路に 三橋が会いに来る
三橋は夢路の戦時中の恋人
夢路は今は伊達の愛人
伊達には信州に奥さんがいる
三橋は夢路の昔の古傷を掻き毟る
夢路 シャワーを浴びる
夢路は映画出演を決める
日活撮影所へ
芦川いづみと長門裕之の出演現場
夢路の出演作のタイトルは"火の鳥"
相手役が決まらない
北原三枝の誕生会に参加
夢路はニューフェイ仲代と親しくなる
仲代を相手役に推薦
仲代は相手役に抜擢される
夢路 入浴
キスシーン
夢路の忘れ得ぬ思い出
"火の鳥"撮影終了
仲代は基地反対デモに参加し大暴れして検挙される
釈放される
日活はアカが大嫌い
クビになる
学生劇団に力を入れる
劇団仲間の早苗
夢路は仲代と深い仲になる
バラ座の舞台を 初日,2日目と無断で休む
仲代は夢路を それ程好きじゃない
でも
貧乏劇団を存続させるには
夢路をの財力と名声が必要
夢路はバラ座に連れ戻される
伊達に許しを乞う
3日目から舞台に復帰
公演は大当たり
夢路に また映画主演の話が来る
伊達は絶対反対
夢路は志郎さんの気持ちに気付かず
姉久乃と志郎さんに再婚を勧める
志郎さんの気持ちを察する
久乃はずっと前から気付いていた
久乃はずっと夢路に嫉妬していた
仲代は金目当で夢路に近づいた と
夢路は仲代の恋人早苗に知らされる
夢路は遺産の一部を仲代の貧乏劇団に寄付し
仲代と縁を切る
夢路は遺産の一部をバラ座に寄付し
バラ座を辞め伊達と縁を切る
遺産の残りは姉久乃にあげる
夢路は2本目の映画に主演
相手役は三國連太郎
終
手塚治虫の“火の鳥”の連載は1954年から
この映画より早い
が
この映画は
手塚治虫の
“火の鳥”とは関係ない
伊藤整の“火の鳥”の出版は1953年
手塚治虫の漫画より早い
が
手塚治虫の“火の鳥”は
小説とは関係ない
焼身自殺した後
生き返る
なんてことはない
愛のどろどろ
愛のどろどろ要素を省くと
人気舞台女優
映画界に進出
と 単純なよくある話
1956年 日本映画 101分
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